聖ブリリアント学園にやって来たのは王子のような女王様でした【綾小路 葵】

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You side

貴『相変わらずでかい学校…』

イギリスから自家用ジェットで12時間。

私は日本に戻ってきた。

今日からまた、この学園で生徒会のメンバーとしてやっていくのか…

不安だ((

貴『あーあ、帰りたい…』





((ｷｬｰ!!!!!

貴『うるさっ…何だ何だ』

突然、校門の方から女子の奇声らしきものが。

あ、私が今いるのは近くの駐車場。

まだ車から降りてない。いや、降りたくない((

「王子よ!!」「王子が来た!!」

貴『王子…？』

執事「降りられないのですか？A様」

貴『いや、降りる。ありがと…また放課後にお願い』

執事「畏まりました。いってらっしゃいませ」

((ﾊﾞﾀﾝ

車から降りて、校門に向かう。

今日からやってけるかな…





「王子達が来た!!」

うるせぇなー、どいつもこいつも王子王子って。

貴『…？あれは…』

キャーキャー言われてる奴らの正体が分かった。

一発、ガツンと言ってやるか。

朝から体力使わせるなよ…まだ眠いのに。

貴『そこ、退いて。通れない』

女子に強く言うと、あっさりと退いてくれた。

物わかりのいい子達で助かるわ。

さーて、朝から私の手を煩わせる奴らは…っと。

お、あいついるじゃん。面白い。





((ﾄﾞﾝｯ

私は1人の「王子」と呼ばれる奴に、わざとぶつかった。

？「痛た…君、危ないだろ？ちゃんと周りを見て」

？「大丈夫か？奏。君、奏に謝って…あ」

貴『ほぉ…随分と偉くなったもんだな、朱雀奏に久遠誠一郎』

そう、私がぶつかったのは【チーム奏】の朱雀奏と久遠誠一郎。

この王子と呼ばれる奴らは全員、私の顔見知り。

特に【アイツ】はな…

奏「な、何故貴方がここに？イギリスに行かれたのでは…」

貴『さっきまでの威勢はどうした。親の仕事の都合で、戻ってきただけだ。ところで誠一郎…さっき何か言いかけなかったか？』

誠一郎「とんでもありません!!お帰りなさいませ、Aさん」

ご機嫌取りも甚だしい…





？「な、何故お前がここに…」

デジャブか。

貴『久しぶりだな…聖ブリリアント学園生徒会長…





綾小路葵…』
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キャラが＼(^o^)／

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