緊急会議 ページ7
7話
――――――――――――――――――
犬奈
「行かねーと...」
A
「えっ、行くの?!」
犬奈
「だって瑠璃だし」
明花
「じゃあ、Aはこの辺で、また明日な!」
A
「う、うん、ばいばい!」
結衣
「また明日!」
翼
「ばいばーい」
ーーーーーーーーーー会議室ーーーーーーーーーー
結衣
「それで、ドームを壊そうとしてる悪魔がいたんですね」
ルキウス
「あぁ、近頃、壊されると思う」
全員
「えっ?!」
キルス
「じゃ、じゃあ、何か対策を!」
犬奈
「今やっても意味ないと思うんだが。」
キルス
「え、どうしてだ?」
犬奈
「瑠璃の数より、不良悪魔のほうが多い...しかも、ドームに入ったヒビは一つじゃない。
複数あるし、それをすぐ直すこともできない、対策だってどうするんだよ。このまま
不良悪魔をドームに入れるしかないんだ」
明花
「そんな...」
翼
「それか、ドームの外に出て、不良悪魔を全員殺すか...まぁ無理な話だけどね」
佳那斗
「犬奈が言った通りにしかできないよ」
柚
「決まったかい?」
ルキウス
「はっはい、犬奈の言う通り、ドームに入ってくるのを待ってそれから倒すしかないようです。犠牲者が現れるかと思いますが、方法はこれしかなく...申し訳ありません、柚様」
柚
「そうか...人間は今すぐ非難させ、犠牲者を出すな!瑠璃は見張れ、もし入ってきたら合図しろ」
全員
「承知致しました」
「人間の皆さんは、避難所に避難してください。繰り返し――――――――」
A
「...え?あ、悪魔が入ってくるから...?」
光琉
「A?やほー」
ふと、上を見ると光琉が浮いていた
A
「え、光琉?!な、なんでここに」
光琉
「んー?会議でね、瑠璃はドームを見張れって、柚様に言われたんだ。だから見張り中」
A
「え...光琉、瑠璃だったの?」
光琉
「うん、そうだよ」
白い翼を羽ばたかせて
光琉
「それより、早く非難したほうがいいよ?」
A
「うん。」
避難所に着くと、沢山の人がいた
当たり前だよね。ここの人口の7割が人間だもの、
瑠璃は少ない...不良悪魔と戦って、命を落とした人が沢山いたから...
私も、瑠璃になりたかったな。皆を守りたい...
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作者名:然音 x他3人 | 作成日時:2020年7月10日 21時