心が無くても恋は出来る。［kn］

はーとがじゅうななこ ページ18

ni「お前らそんなとこで何してんの。一限目始まるよ」

「あ、兄先生！」

ni「兄さんね、うん、何？」


兄先生こと兄さん先生に、話しかけられる。

だって兄さん先生ってなんか変でしょう？？？

うん、変だ！

兄先生は生徒と教師って言うより友人みたいに気軽に接してくれる。

だから女子人気もある！

顔がいいのもあるけどねっ！

そんな兄先生に、席をずらしていいか聞いてみる。


「ダメ？」

ni「うーん、良いと思うよ。それでコネシマは来てくれるんでしょ？」

「うん！」

ni「じゃあ良いよ。ほら、コネシマも早く教室入って」


兄先生は意外にも快く了解してくれた。

良い先生ってこう言う人を呼ぶんだね…！！！

尊敬です！

コネシマ君はドア前でじっとしていたのでコネシマ君の手を引っ張って教室に入る。

その瞬間、全員からの視線が突き刺さる。

…うん、

我慢我慢っ！

私は、まず自分の席に行く。


「三栗ちゃん、さとちゃん、今日机コネシマ君の方にずらすから。」

st「急すぎて草」

mg「え〜良いなぁ〜めぐも行きたぁい」

「三栗ちゃんごめんね。今度カラオケ行こうね」

mg「うんっ、それなら許す♡」


私の前の席のさとちゃん、

隣の席の西園三栗ちゃんに声をかける。

三栗ちゃんは確か相当な生徒会の追っかけだっけ？

悪いことしたなぁ

ごめんねっ






西園三栗(17)


にしぞのめぐり
ニックネームはメグ
顔は良いけどいわゆるぶりっ子。
生徒会にうんざりされている
表記はmg「」

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