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ロビン「...あと少しか...?」
ガイア「ふふ...
ナイフが沢山刺さってる...
なぜだか芸術品に見えるわ」
ケルベロスは少々弱っており
息を切らしながら
ロビン達を見た。
するとケルベロスは走り出した。
相手を惑わせるように
残像を見せているようだ。
素早いのもあってどこにいるかが
分からなくなってきた。
ガイア「...こ...これは...」
ロビン「...!」
ロビンはどうやら
人の気配を感じたようだ。
するとケルベロスは
二人に飛びかかった瞬間、
右側の首が無くなった。
いや、正確に言えば切られた。
cutter「...私に切れないものはない!
...なんてね」
そういいながら刀をしまうと
ケルベロスの右の頭部は
地面に落ちた。
怯んでいる隙にハサンはケルベロスの
背中にある亀裂を蹴った。
ガイア「...あ、あなた達は...
確か、cutterさんとハサンさん...」
ハサン「ん、2人とも無事か?」
尋ねると2人は大丈夫だと答えた。
するとcutterが大声でハサンを呼んだ。
cutter「ケルベロス!
バグはそこまで侵食してなかったよ!
侵食されていたのは
丁度右の頭部と背中を中心に
広がってた、まだバグ化は
してなかった!」
ハサン達は右の頭部を見ると
黒いbitが宙に舞って消えていった、
これがバグの塊なのだろうか
背中の亀裂からも同じようなものが
出ている。
ロビン「あ、そう言えば
さっきまで白髪のアバターが
いたはずなんだが...?」
ガイア「あら、確かにいないわ...
どこに行ったのかしら...」
ハサン「...白髪?」
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作者名:屍人 | 作者ホームページ:http://kurokotan
作成日時:2017年8月21日 12時