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レイ「...ン.....」
朝日が眩しい、
モゾモゾと動くレイは
眠そうに身体を起こした。
どうやら寝てしまったらしい、
ついでに寝癖がついていた。
レイは、目を擦りながら
自分の部屋を後にした。
ネット記事を見れば
「クロノスは終わった」
などと批判的なコメントが
沢山書かれていた。
...もちろん、レイに対しても
批判的なコメントはあった。
「レイとか雑魚じゃね??」
「管理者しっかりしろwww」
「クソかよ...」
「レイが死ねばクロノスは平和www」
「↑それは思ったwwwwww」
「能力も優れてないから、
学校とかでいう劣等生だなwww」
するとレイは爪を
出し、モニターを破壊した。
画面は粉々になり、動かなくなった。
レイは息を切らしながら、
レイ「...ッ私ハ...
誰ヨリモ...優レテマス...ッ!!!!
コノ...メンバーナンカヨリモ...!!!」
そう言い放った。
とても憐れに見えるだろう、
彼女には「完璧」とは言わないが
「人よりも優れている」と
勘違いをしている部分があるのだ。
認めてもらいたくて
頑張ったとしても、何回も努力は
認められず、深い心の傷は
そのまま残った。
それでもレイは息をしていた。
罵声などの声を受けながら、
嫌われながら、
管理者として過ごしてきたのだ。
レイ「...気分ガ悪イデス...。
作業ニ戻リマショウカ...」
壊したモニターを
そのままに、レイは歩いていった。
まだ皆は働いている。
だからそ今頑張らないと
いけないのだ。
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作者名:屍人 | 作者ホームページ:http://kurokotan
作成日時:2017年8月21日 12時