愛のない結婚3

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JK side









夢ならいいよねってこの前の僕がしたように唇を押し付けてくるA






やめて欲しい











これ以上君に溺れる速度あげないで









これで風邪が治った時にまた嫌いって言われたらきっと僕は立ち直れないから
















「本当にやめて？」








優しく体を離して両手でこちらに来ないように抑える












「夢のジョングク冷たい」




「充分優しいでしょ？いつもみたいに暴言言ってないでしょ」




「いつもみたいに暴言言ってくれた方が良かった」




「ドMなの？」




「今は本当に拒絶されてるみたいで辛い」




「ちょ、何泣いてんの」




「ごめん、無理」




「何が？」




「ジョングクといるのが辛い」




「っ」




「夢のジョングクといるのも現実のジョングクといるのももう嫌」




「じゃぁなんでキスなんてしたの……」




「最初にしてきたのジョングクだもん」




「寝ぼけてて……」




「最低」










ぼろぼろ涙を溢す彼女に罪悪感が生まれる











「Aだって今夢の中で僕に同じことしてるよ？」

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