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少し考え込んだ海青くんがまた優しく問いかけてくる。
海青「ドラマの中空き?」
『っん…、』
海青「どのくらい?」
『さんっ、さんじっ…、』
海青「3時間?」
『っん…、』
海青「……とりあえず泣き止まんと。このあと仕事あるんやろ?そんな顔でドラマ撮れんやん。目、腫れるで?」
陸「ちょ、海青!それ今言う事じゃないって。」
海青くんの言うことは、至極ごもっともで
陸さんの言葉に私は首を横に振った。
『っ、なき、なきやむっ、』
海青「うん、大丈夫やから。」
『ううっ……、こわっ、こわいよっ、たす、たすけてっ…、』
海青「うん、絶対守ったるから。大丈夫、安心してえぇから。」
うんうん、と何度も頷くと握っていた手を引っ張られ、海青くんの腕の中にすっぽりと収まり抱きしめられた。
海青「大丈夫やからな。」
陣「………ぇ、2人どういう関係なん?」
陸「陣くん!今は空気読んで!」
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makana(プロフ) - sakuさん» 海青くんのまじで少ないですよね!!もう自分で書いちゃえってなって書きはじめちゃいましたもん(笑)更新頑張るので楽しみにしていてください🙏✨ (2022年10月6日 17時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - はじめまして。海青くんの小説あまり出会わなかったのですが、面白くて時折ニヤニヤとしながら読んでいました😄続きを楽しみにしてます! (2022年10月6日 10時) (レス) @page17 id: 1a1d53f4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:makana | 作成日時:2022年10月5日 22時