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shp side
「なぁなぁ！うちらと一緒に花火見よーや！」
「男おらんと寂しいねん！」
「あんたも一人なんやろ？」
キンキンとした彼女達の声に顔を顰めないように笑顔で取り繕って適当に受け流す
shp「…(めんどくさい…)」
ふと、先輩を探そうと辺りを見渡すと奥のベンチで座り込んでいる彼女を見つける
行こうとしたその時、水色の髪をした男の人がやってきて彼女と一言、二言交わす
それから、先輩はそいつに連れられて神社の階段を登っていった
shp「(っ嘘やろ…)悪い、俺もう行かんとあかんから」
「えー誰かと来てるん？」
「花火見ようや！始まってまうで！」
shp「好きな人と来てんねん。…悪いけどあんたらに付き合うとるひまはないから」
そう言うと彼女達は呆然と立ち尽くす
その間に立ち上がって急いで先輩達を追いかける
からんころんっと下駄が階段を踏むたびに音を上げた
shp「っ先輩！！」
階段を登りきり、上がる息を抑えて彼女に向かって叫ぶ
『ショッピくん……』
怯えるような、また驚くような顔をしてこちらを見てくる
shp「何勝手に連れていってん、チーノさん」
cn「だってAの事ほったらかしたんはショッピ先輩ですよね？そんなことしといてそれ言う権利あるん？」
shp「っ……」
違う、違う
俺はほったらかしたんやない
あいつらを振り切れなかっただけだ
でもそれは何もわからない先輩視点から見ればほったらかした、ということになるのかもしれない
例え、そうだとしても今ここで何もせずに先輩をチーノさんに譲れるほど、俺も大人じゃない
チーノさんに先導されて更に奥へ行こうとする先輩の腕を掴んで反対方向へと走り出す
『え、ちょっ…』
shp「すいません、先輩…まだ言わなあかんことが、あるから」
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そると(プロフ) - タユさん» た、タユさん…！！お久しぶりです！まさか見てくださっていたとは…次作もがんばりますので是非お付き合いください！！ (2019年8月10日 12時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に毎回興味を惹かれる作品を書かれていて、本当に尊敬しています！この作品も終わり方が本当に好きで、こうなったらいいのにな、って思いながら読ませていただきました！次作も楽しみにしています！ (2019年8月10日 12時) (レス) id: 2a27eba7c0 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - みどりさん» コメントありがとうございます！ほんとすぐ書きたくなる人で……是非これからもお付き合いください…！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
みどり(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！もう次作が,,,仕事がお早いようで！ これからも頑張って下さい！！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: b3efc05a2a (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 音斬湊さん» コメントありがとうございます！なんだかこんなグダグダですみません…これからもゆるゆる書いてるので是非ご覧ください！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年7月18日 6時
