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5.前進 ページ6

僕が悟兄の隣に立つと宣言した日から三ヶ月経った。

あの後同学年の四人と合流し、少し乙骨と話した。

真希が呪いにあてられたこと、里香ちゃんを自分から呼び出したこと。

乙骨はちゃんと前に進んでる。

現に転校時よりも格段に動けるようになった。

僕は、傑兄がいなくなった時から成長したんだろうか。

隣に立つと宣言したからには、少しづつでも前に進むしかない。

なんてことを乙骨と真希の立ち会いを見ながら考える。



すると突然、パンダが乙骨を大きな声で呼び出した。

その声にハッとし、僕は今の状況に目を向ける。

パンダは狗巻に僕の耳を塞げと指示をして、乙骨に話しかける。

しばらく経つと、パンダが全身で丸を作り真希に伝えた。

それを見た真希は、パンダとぎゃあぎゃあと鍛錬……というか喧嘩をしている。

五条「はーい、集合。そこの二人は引き続き鍛錬して貰って」

悟兄は狗巻と僕に仕事の依頼を言い渡す。

狗巻にはサポート、基見学として乙骨が参加するらしい。

五条「Aには多分知能のある呪霊にしたから」

A「え、あ……。前の……。ありがとうございます」

五条「Aなら普通に倒せる敵だから、知能のあるサンドバッグだと思って。もし必殺技が決まらなかったらいつも通り祓うんだよ?」

A「わかってます。そんなドジしません」

またとないチャンス。

ちゃんと機能するのか、効果はどれほどなのか、ちゃんと把握する必要がある。

僕も前に進めそう、と、少し心が踊った。



──知能があれば、やっぱり廃人にはなる、祓う為には術式を使わないとダメ。

前よりも領域展開をした際の術式使用は上手くできるようになってる。

今日の仕事で学んだ僕自身の術式と領域を頭の中で整理しながら校内を歩く。

五条「……A、ちょっといい?」

悟兄はいつにもなく真面目な顔で僕を呼び止めた。

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(プロフ) - はつねさん» 初めまして、レスありがとうございます。とても励みになります!続き頑張ります(*∩ω∩) (2021年5月18日 0時) (レス) id: cd00cfe075 (このIDを非表示/違反報告)
はつね(プロフ) - 初めまして!凄く面白かったです!続き待ってます(*^^*) (2021年5月17日 23時) (レス) id: ba12f2b624 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして、レスありがとうございます。感覚で書いているので五条先生オチになるかはまだわかりません(;_;)多分五条先生オチになるんじゃないかな〜と(>_<;)引き続き頑張ります(´˘`*) (2021年5月17日 5時) (レス) id: cd00cfe075 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月17日 5時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年5月17日 2時

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