【急募】目の前で元カレ達(11人+a)がラップバトルをし始めた【修羅場解決法】

観音坂独歩編　優しさの代償Ep2　said Heroine ページ6

「何？初詣一緒に行けないだと…？」
『ご、ごめんね無花果。先に他の人に誘われて…。』





先日、忘年会の帰りに観音坂さんに引き留められた


「あ、あああのあの、す、すみません！直ぐ離しますんで！」
『は、はい！』


5分経過



『か、観音坂さん…？そろそろ離していただけませんか？電車が来ます…。』
「あの！！」
『は、はい！！』



「初詣、一緒に行きませんか？」








という事があったのだ



『さ、先に約束しちゃって…。ご、ごめんね…！』
「(可愛い。)」ズキュン

「相手は誰だ。」
『え、えっと、』
どうしよう無花果男の人嫌いだし

「まさか、」
『！』
私の顎を指でクイッと持ち上げた

「男じゃないだろうな？」
『ど！同僚の人！だから！ちゃんと女の人！』

あ〜！咄嗟に嘘付いちゃった！

「そうか。ならいい。」
『(ホッ…。)』
無花果は指から顎を離した



「そうだ。正月は休めないからな。今の内にお年玉をやろう。20万くらいでどうだ？」
『もー！私もう子供じゃないよ！それにお年玉に20万をあげる大人もいないよ！』
「な、何…！？」

『じゃ、私もう行くね。』
「もっとゆっくりしていっても良いんだぞ。」
『警視庁警視総監行政監察局局長殿の御手をいつまでも煩わせるわけにはいきませんので。』
「ははっ、そうか分かった。…気を付けて帰るんだぞ。」
『うん。またね。』







「おい入間。引き続き陰から護衛しろ。いいか？Aに悟られるなよ。」
「は。(チッ、またお守りかよ。)」







無花果は懐からAの写真を出す

「やはりAは可愛い。この透き通るような肌、苺みたいに可愛いらしい唇…。いっそ仕事なんか辞めさせて養いたい…。」







「さて。」









「本当に女友達と初詣に行くのか監視も付けよう。…悪く思わないでくれ私の天使。」


無花果は写真に口付けた








あとがき
無花果姉様まじ姉様
無花果のせいで百合豚道まっしぐら

はぁ〜、あの胸に顔面を埋めたい
虐められる入間が羨ましい今日この頃





気になってるお嬢さんもいると思うけど
最初の乱数相手との夢主と観音坂編の夢主、まるで性格がちゃうやん！ってね


その辺は本編を進んでいくと明らかに





では、アデュー！！

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