伊弉冉一二三編 君の酸素で息をするEp4 said Hifumi ページ22
今にも死にそうな顔で寂雷先生に事情を話す彼女を見る俺っちはとても情けない顔をしていただろう
床に落ちたブラマンジェのように彼女は
触ると崩れてしまう程弱い存在なのだろう
俺が守らないと
それは俺っちにとって初めての感覚で
Aちゃんが昔の俺っちと重なって見えた
『一二三君、一二三君。』
「っ、あ、何?」
『何かボーっとしてたから…。大丈夫?』
「へーきへーき!それよりAちゃんだろ!顔色悪いし…。」
『…うん。寂雷先生には大事を取って一週間入院って言われちゃった。』
「そ、そっか…!」
彼女に会える日が増える、と俺っちは喜んでしまった
辛い思いをしたのは彼女なのに
『…一二三君さえ良ければ、なんだけど。』
「うん?」
『また、お見舞いに来てくれる?』
あ、暇な時でいいから!と彼女が慌てて言う
「!も、勿論!俺っち毎日でも来ちゃう!」
『暇な時で良いからね?都合が悪いなら無理に来なくても良いからね?…聞いてる?』
彼女に毎日会える!
そう思った俺っちは天にも昇る気分だった
ああ!こんなに明日が待ち遠しい!
あとがき
ここから一二三がどういう風に変わるのか見物ですな
コイツはヤンデレにしても美味しいからな
伊弉冉一二三編 君の酸素で息をするEp5 said Heroine→←伊弉冉一二三編 君の酸素で息をするEp4 said Heroine
95人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おこめ(プロフ) - 犬田さん» コメントありがとうございます!ほわぁっ!?こんな駄作を面白いと評価していただいてありがとうございます!ご期待に添えるよう頑張ります! (2019年12月11日 7時) (レス) id: 59f0fac7fa (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - タイトル見てすっ飛んできました。新鮮なお話でめっちゃ面白いです~!これからの展開が物凄く気になります。更新応援してます! (2019年12月10日 23時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 猫腹さん» コメントありがとうございます!凄く励みになります!頑張りまぁっす!! (2019年12月7日 20時) (レス) id: 59f0fac7fa (このIDを非表示/違反報告)
猫腹(プロフ) - 初コメ失礼します。凄く好きです、頑張ってください (2019年12月7日 19時) (レス) id: 437f4e7ef6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おこめ | 作成日時:2019年12月5日 23時