伊弉冉一二三編 君の酸素で息をするEp4 said Heroine ページ21
「そういや、読書中だったっしょ?邪魔したみたいでマジめんご!」
『え?いいよ、読書はいつでも出来るし。一二三君と話すのは一二三君がいないと出来ないし。それに一二三君と話すの楽しいし。』
「あー!またそーやって俺っちの純粋な心を弄んでっしょ!?」
『?どういう事?』
「え?マジもんの素なの?マジ?」
なんか葛藤してる一二三君を眺めながら
ブラマンジェにスプーンを刺し、一口食べる
咀嚼する
『あ。甘さ控えめなんだね。』
「そーそー。ちょっち砂糖の量を調節してね!独歩から甘いの苦手って聞いたから!」
『…え?』
私、甘いの苦手なんて言ってたっけ
いや、少なくとも独歩に言った覚えはない
ズキッ
『いたっ!』
「Aちゃん!?」
『頭が…!!』
−あまーいあまーい飴だよ?キミ、好きでしょ?−
−…うん。嫌い。−
−そっかそっかー!大好きかぁ!−
−人の話聞いて−
−好きとか嫌いとかどーでも良いでしょ?だってキミ、−
「 」
「Aさん!」
『…あ、じゃ、寂雷先生…。』
「…また例の頭痛かい?」
『はい。…ごめんね一二三君。折角作ってくれたのにダメにしちゃって。』
「いーよそんなの!…それより先生、Aちゃんは大丈夫なの!?」
「一二三君…。」
「俺っちがお菓子を食べさせたせいだ…。」
『違うよ一二三君。頭痛はよくある事だから。君は気にしないで。』
「で、でも…!」
「Aさん。記憶の方で何か進展は?」
『…甘い、飴…。』
「何?」
『私、昔、誰かに甘い飴を無理矢理食べさせられた事があって。いつ頃か分からないけど…。』
「そうか。」
「せ、先生?」
「いや、何。ちょっと思い当たる節があるだけだよ。…可能性が無かったわけではないが、少し話を聞く必要がありそうだ。」
あとがき
夢野先生のガードが固い和服を脱がせたい
夢野先生を押し倒して無理矢理事に運びたい
夢野先生の恐怖と絶望に屈せず、必死に睨み付けて強がってるとこを見たい
つまり
夢野先生はおこめの性癖そのもので
夢野先生に睨まれる?ご褒美ですブヒー!ありがとうございます!
あの人が
「嘘ですよ。」
と言う度
おこめの耳の体力ゲージは赤く点滅するのだ
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おこめ(プロフ) - 犬田さん» コメントありがとうございます!ほわぁっ!?こんな駄作を面白いと評価していただいてありがとうございます!ご期待に添えるよう頑張ります! (2019年12月11日 7時) (レス) id: 59f0fac7fa (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - タイトル見てすっ飛んできました。新鮮なお話でめっちゃ面白いです~!これからの展開が物凄く気になります。更新応援してます! (2019年12月10日 23時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 猫腹さん» コメントありがとうございます!凄く励みになります!頑張りまぁっす!! (2019年12月7日 20時) (レス) id: 59f0fac7fa (このIDを非表示/違反報告)
猫腹(プロフ) - 初コメ失礼します。凄く好きです、頑張ってください (2019年12月7日 19時) (レス) id: 437f4e7ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おこめ | 作成日時:2019年12月5日 23時