キス、された ページ26
拓「だって、やっと、捕まえたのに」
おでこに優しくキスを落として、たくはそう言った。
そんな優しい言葉に堪えていた涙が溢れ出してきた。
「…なんで?そんな、」
拓「ん?」
「絶対、何かしら言われると思ってた、のに」
拓「浮気なら考えるけど、これは不可抗力やろ」
「ほんとにごめんなさい、たく、」
拓「ええよ。アイツは許さへんけど(笑)」
「…たく、」
拓「んー?」
「キス、して、」
言った後恥ずかしくなって自分の腕をたくの背中に回して抱きついた。
拓「Aちゃん、これじゃできないんやけど(笑)」
「ごめん、変なこと言った。やっぱり、」
拓「だめ、アイツの余韻、消したい」
顔を上に向けられると噛み付くみたいに唇が重なって、
目を閉じないでたくを見ていると、たくも目を開いて、瞳が重なり合う。
恥ずかしくて目を瞑ると、瞳に溜まった涙が頬に流れて、たくが親指で拭ってくれた。
「…たく、」
拓「ん?」
「…、すき、」
拓「さっきは言ってくれへんかったのに(笑)」
「…ごめ、」
拓「もう、それだけでええから、余計なこと考えんなよ」
「ん、」
拓「Aちゃんの事離す気も、誰かに譲る気もねぇから」
強い口調でそう言うとまた噛み付くみたいなキス。
好き、好き。って気持ちが溢れて途中で何度も言うと
拓「今日のAちゃんは素直でかわええな」
って、笑う顔が見えた。
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らむね(プロフ) - Aさん» そんな事言って下さってうれしい限りです(>_<)気まぐれなゆっくり亀更新ですが楽しみにお待ち下さい!! (2018年1月1日 4時) (レス) id: 64f520ad7e (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - ほんとに一番好きな作品できゅんきゅんしっぱなしです(´;ω;`)次の更新も楽しみにしてます(o^^o) (2018年1月1日 3時) (レス) id: da8fd23d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みあ | 作成日時:2017年11月8日 16時