最年少 . 【 3 】

誤 解 ページ40

…
樹 side




リビングで適当にくつろいでいると



どうやらもう夕飯のようで。




今日は珍しくメンバー全員が寮にいる




だからみんなで夜ご飯食べようってなった。



陣「樹〜A呼んできてくれんか？？」




「はい」




陣さんに頼まれたのでAの部屋まで行きます。





健太さんが


「え、けんたが行きたい」



なんて言ってたのはスルー()






「(コンコン)」




「A〜ご飯だよ」





返事がない





「……A入るよ？」





すると




『…ｽﾞｽﾞｯ』



Aの後ろ姿と鼻をすする音が。






……泣いてる？！




ど、どうすればいい？






「A？」




『…ｽﾞｽﾞｯ、んあ、樹さん』



目真っ赤じゃん、、




「どうしたの？なんかあった？」




「俺で良かったら話聞く」




すると、何言ってんだ？と言わんばかりの表情で首を傾げるA




『…えーっと、話、とは』




「…え？」




『え？』




「いや、だってA泣いてるから、、」



『あーっ、なるほどごめんなさい』



『鼻炎アレルギーがすごくて、鼻水やばいんです、で、目薬差したんで涙出てるだけです笑』



え、そういうこと？俺めっちゃ恥ずかしいことしたじゃん





「なんだ、そういうこと」




『誤解させちゃってすみません〜』




「ったく、焦ったわ笑」





『大丈夫ですよ、樹さんイケメンだったんで』





「…はい？」





『照れてます？』





「照れてねーよばーか」



そう言って軽くAの額にデコピンをする



『いった！』





「ばーか笑」



『樹さんのほうがばーかっ』




「あ、そうだ、晩飯だって、それで呼びに来たんだった」




『いや、それ一番大事な事ですよね？』




『忘れちゃダメじゃないですか〜樹さんのばーか』





いや、まだやるのかそれ笑





「…」




無視を決め込む。





『…樹さんに無視された私泣いちゃう病んじゃう』




「…やめて病まないで」




こいつ病むとリスカしちゃうからね()






「はい、リビング行きますよ〜〜」






リビングに向かえば






陣「樹遅いねん！！何しとったん？」



「色々、？」




北「樹が言うと怪しい」





「なんでそうなるんですか？」





『やった、力矢さんのオムライスだっ！！』




さりげなく自分の隣の空いた席を叩くまこっちゃん




Aの隣はまこっちゃんに取られました

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