過去のお話。 ページ3
あれから3ヶ月ほど。
りなとまりとは部活が同じ。
ちなみにバレー部やってます。
りな「あーあ、どっかにイケメンいないかなー」
まり「彼氏欲しいよねー」
「イケメンかー、、でもりなのクラスにもまりのクラスにも人気な人いるんじゃなかった?」
りな「うーん、りょうくんの事?りょうくんは確かに優しいけどねえ、、」
まり「りょうくんカッコいいよねえ、、」
「あー、あの背の高いひと?やたらと背高いし爽やかすぎて毎朝眩しいもんね」
りな「まりのクラスには?」
まり「えー?りょうくんと仲良いのが1人いるじゃん?その人が一般的にはイケメンなのかな?」
りな「としみつってひと!」
まり「そうそう。なんかやたらと仲良いんだよねあの人ら!あとAのクラスにも仲良いのって一人いるみたい!みんなクラス別だし部活も別だけど、休み時間ずっと一緒にいるよね!」
りな「りょうくんと仲良くなったらイケメン紹介してくれるかなー?」
まり「あたしもとしみつくんと仲良くなれたらいろいろ聞いてみよ!」
りな「みんなで遊ぶってなったらAもちゃんと参加するんだからね!?」
「え、!?あたしも??」
まり「当たり前でしょ!Aも…そろそろ前向いてもいいと思うし、ね?」
「まあ、そうかもしれないけどね」
そう。この時はこの2人しか知らない
あたしの過去がある。
中学3年の夏、
あたしは男の人が怖くなった。
夏祭りで襲われてから。
もう思い出したくもないけど
前を向かなければいけないことくらい
あたしにだってわかってる。
あの日が原因で
あたしは男の人が怖くなって、
祭りも怖くて行けない。
りな「A、まだ祭り怖い?」
「え、…うん、まあ、ね」
まり「無理はしてほしくないけど、やっぱり一緒にいろんな思い出作りたいし!」
「うん、ありがとね2人とも」
前を向けたら、
きっと心の底から幸せを感じるんだろう。
りな「じゃあまた明日!」
「うん、バイバイ!」
まり「じゃーねー!」
部活も終わりあたしたちは三方向に別れ、
それぞれ家に向かった。
家に帰っても誰もいないし、
少し寄り道でもして行こうかな。
あたしは家の近くの河原へ向かった。
ぼーっと一人で過ごす時間も
あたしは嫌いじゃない。
でも、
男「あれ?城西生やん。一人?」
こういうのは、いやだ。
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ピンクのとり(プロフ) - 応援してます!更新頑張って下さい! (2020年3月27日 13時) (レス) id: f66f4367d9 (このIDを非表示/違反報告)
ふくちょー。(プロフ) - Knymal01さん» ありがとうございますー。緑落ち、、を狙ってます実は! (2019年8月4日 2時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
Knymal01(プロフ) - 応援してますー、是非落ちは緑希望です...! (2019年8月2日 23時) (レス) id: 437d9bd777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユーカリ | 作成日時:2019年7月27日 2時