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「じゃ、そろそろ帰るか。」
櫻井課長がいきなりそう言う。
「それでは私、橘課長を見てきます。」
そう言って立ち上がると
智くんが私の腕をつかんで
「大丈夫。今夜はちゃんと俺が預かるから。
明日送ってくし。」
「智くん...。」
智くんは少し寂しそうな笑顔を私に見せた。
「心配しなくても襲ったりしねーから(笑) Aは櫻井さんに送って貰いな。」
私の髪をクシャクシャって撫でながら言う。
胸が痛いのはなぜ？
「ご心配なく。ちゃんと送り届けますから、お兄さん。」
「何もすんなよ！チューも禁止！わかった？翔ちゃん？」
「はいはい、煩いな智くんは(笑)」
って櫻井課長が私の肩を抱く。
「ほら！それも禁止！触るな！(笑)」
いつの間にか名前呼びあってる。
「あ、相葉ちゃんはまだ帰っちゃだめ。この前すげールアー手に入れたらから見せびらかしたいから(笑)あ、そうだ、相葉ちゃんも泊まってけばいいよ！」
「えっ？見たい見たい！泊めてくれんの？やった！じゃ、翔ちゃん課長、Aをお願いします。」
櫻井課長は笑いながら
「おまえにお願いされたくねーわ(笑)」
って私のバックも持った。
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2020年2月15日 9時
