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翌日、ソワソワする気持ちを押し込めて出勤した。
まだ誰も出勤していない。
軽く掃除したり、お茶やコーヒーの準備したり。
いつもと同じ職場なのに。
なんだかキラキラしてるような気がする。
私って
こんなに単純な人間だったんだって
改めてわかった(笑)
デスクについて、今週のスケジュールを確認する。
今週も課長のスケジュールはぎっしり。
今日も相葉くんと外出なんだ。
相葉くん、いいなー。
とか思ってしまう。
ダメだ。
仕事にプライベートを持ち込むのは絶対いけない。
今まで通り、みなさんが仕事し易いように
私は私の仕事をしっかりやらなくちゃ。
始業時間間近になって、みんな出勤してきた。
「Aおはよー。」
「相葉くん、おはよう。」
「どしたの？今日早かったの？」
「あは。早く目が醒めちゃったから。」
「すごいなー。俺、早く目が醒めた事なんてないかも。」
「そう？」
「あっ！あるわ！ほら、遠足とか修学旅行の日！
ワクワクして前の日なかなか眠れないのに、当日すげー早く目が醒めちゃうことあったよ。」
「あはは。そうだね。あったあった！」
「まさかA、会社に来ることワクワクしてんの？」
相葉くん、鋭いのかも。
「ワクワクしてるような顔してるかな？私。」
って、とぼけてみたら
相葉くんが、私のほっぺに軽く触れて
「そうだったらいいのにって思っただけ。Aがいるからワクワクしてんのは俺の方だなー。」
天使みたいに笑った。
つられてニコニコしてしまう。
相葉くんが私の頭をポンポンして
「エネルギー充填したから頑張ろー!!」
って席に戻っていった。
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2020年2月15日 9時
