最愛 2 (S.S) (ページ33)

今日:11 hit、昨日:6 hit、合計:385,923 hit

81 ページ33

・

その後の難問をクリアしていく櫻井青年は、どんどん社内で認められていく。

彼の活躍を良しとしない当時の上司は、彼を貶める策略を張り巡らせたけど、
それを逆手にとり、その上司を降格に追いやった。

結局その上司は退職した。

と、いう事実。

すごくすごくカッコいい。

カッコいいけど.........

そんなことがあったんだ･･･。

そんな風にしてもらったら
何とも思ってなくても好きになってしまうよね。

まだ私が全然出会える前だけど
そのタイミングに嫉妬してしまう。

セクハラされるのは嫌だけど

2人は長い時間を積み重ねてるんだって

それはどうしようもなく縮められないものだから

あ、胸が痛い(＞＜)

「じゃ、その頃から翔ちゃん課長は橘課長と付き合ってるんだ。」

相葉くーん(＞＜)
それ、聞きたいけど聞きたくないやつ!!

スーパーヒーローの私生活は
知らなくていいってやつ!!

「あれは、付き合ってんの？」
「あの時櫻井が俺の好きな人だとは言ったけど」
「確認したことはないよな？」
「付き合ってないとも聞いてないけどな(笑)」
「ま、仲はいいよな。」
「10年近くだよ！付き合ってたとしたらそろそろ･･･。」

結局はだれも真実は知らなくて
わからないまま。

知りたいような
知らなくていいような
知りたくないけど
知ってしまったらそれが
知りたい真実じゃなかったら

とか
モヤモヤしちゃう。

だから本当の所は知らなくていい。

それでいいの。

私が櫻井課長を好きなことは揺るがないし。

課長を好きでいる自分が好きだし、楽しいから。

誰かを好きになることが
こんなにも毎日をキラキラさせてくれる。

それだけでいいから。

相葉くんの視線を感じた。

「じゃ、俺もAを抱きしめて、俺の好きな人なんでってやっていいっすか？」

って、私に手を伸ばそうとしたら

「100万年早いわ。」

って、岡田先輩にまた締められてた。

・