自販機 ページ36
玲於Side
それからAちゃんと隼と楽屋に入ったんだけど、
なんかAちゃんコーヒー買いに出てったのに
手ぶらで帰ってきたって
皆にコーヒーは?!って総ツッコミされて
俺とAちゃんでもう1回コーヒー買いに
休憩室に戻った(笑)
Aちゃん、俺が楓さんと付き合ってるって
ずっと思ってたってことだよね?
まじうけんだけど(笑)なんで?
いつからそう思ってたの?(笑)
Aちゃんが財布だそうとしたから
いいからって俺の財布渡した。
『だめだよ、わたしがコーヒー買いに行くって
いいだしたんだから!…』
いいからいいからって、ゆうのに聞かないから
もう自分で自販機に英世突っ込んだ。
適当に六人分のコーヒー買って。
『玲於くんありがと。』
[俺らもなんか飲もうよ]
『やった…!玲於くん、どれにする?
あ、あててあげるね、、、いちごミルクでしょ!』
[…えなんでわかったの?
こわいんだけど(笑)]
『こないだもここでそれ飲んでたでしょ?
…意外すぎて覚えてるよ、可愛いな〜って!笑』
[…可愛くねぇし。]
そっか、仲直りした時の場所もここだったのか。
…なんか今なら、あの時聞けなかったこと
聞ける気がする。
[あのさ、Aちゃん]
『ん?なあに?』
[Aちゃんって、その、涼太くんのこと]
隼「お手伝いに来ましたーっっ!!!!」
あぁ、もう嫌い、ほんとこいつ嫌い。
『わ!ありがとう!
じゃあこれとこれ持ってもらってもいい〜〜?』
『あ、ごめん、涼太くんがなんだっけ?』
[いや、もうなんでもないわ...]
するとAちゃん、1回不思議な顔したんだけど、
何か悟ったように、
『涼太くんはカッコイイしスマートで素敵な人だなあって思うけど、、、うん、お兄ちゃんにしたい、かなあ。』
急にAちゃんそんなこといって
兄に愛されすぎて困ってますっ!なんて言いながら
休憩室を出ていった。
隼「え〜なになになんの話〜〜???」
[…いや、なんでもねぇ。]
これは期待してもいいってやつ
っすかAさん。
ほら、俺さ、あんまりグイグイ行けないタイプ
だからさ。でも、ちょっとずつだけど、気持ち
伝えていくから。
[やべぇ、にやける。]
……俺もうかうかしてらんねぇな。
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ふたば - 名前入力して、苗字みたら、同じ苗字ですごくびっくりしました笑笑 (2018年1月15日 20時) (レス) id: 6baa600086 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。少しでも日常の糧になればと思います。!! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。ぜひ引き続きにやにやしていただけたらと思います…!笑 (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 春華さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです…! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - はじめまして!このお話すっごく楽しませてもらってます!次の更新もとても楽しみです! (2018年1月8日 20時) (レス) id: e902c191d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2017年12月26日 21時