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休憩室 ページ29

玲於Side


ぶっちゃけ、心の準備がまだできてなくて。



もしAちゃんが涼太くんのこと好きで、
2人が付き合ってるとかそうゆうレベルなら

俺がやってることって、たぶん間違ってて。
でもそしたら、Aちゃんと俺を繋ぐ鎖は
なくなってしまうわけで。



なによりも、Aちゃんと共有する
時間がなくなるのが惜しかった俺は
誰かになにか言われるまで

お前は間違ってるってとめられるまで
Aちゃんと一緒にいたい。

それだけだった。





ねぇ、俺のことどう思ってる?
おれは、お前のこと...









そのためにも、早くこの気まづい状態から
抜け出さなきゃ。

とにもかくにも、こうなってしまったのは
全部おれのせい。



[Aちゃん!]




『は、はい!』



なに緊張してんの(笑)

[あのさ、この前は、本当にごめん。
言い訳にしか聞こえないと思うんだけど
AKIRAさんたちに誘われて、GENE7人で飲んでて]


『……そっか、唐揚げ事件の裏側、
先輩と飲み会だったんだね…』



...唐揚げ事件?(笑)


[その、嫌な思いさせちゃって、ごめん。]



『わたしも、なんかいらない意地張っちゃってた、ごめんね。』




[仲直り、してくれる?]



『もちろん、あの、わたしも、したいから…!』




そう言って、
うふふ、って照れ笑いして、差し伸べた手を
握ってくれたAちゃんの優しい顔を
俺は一生忘れないだろう。





一瞬外がザワついて
ガラス張りの休憩室から
外をのぞいてみるとスタッフさんたちが大勢
移動していて、会議でも終わったのか





『わ、やばい、わたしいかなきゃ
じゃあ、またね玲於くん!』





え、ちょっとまってまだ話終わってないし
これじゃあ状況変わんねえままじゃん








[…カレー]






『へ?…』






[今日の夜、カレー食べたい]





『…そんなものでいいの?』



[そんなものってなに(笑)
カレー俺の大好物ね、…ねえ、ダメなの?]






するとAちゃんニコって笑って
ふふふ、じゃあ作って待ってるね、なんて。
それだけ言って小走りでどこかへ戻ってしまった。






[よっしゃ...]



飲んでいたいちごみるくは祝杯へとかわり、
モヤモヤした気持ちは全部どっかに吹き飛んで
何日かぶりにワクワクした気持ちになれた俺は
ここ最近一番の気合いをいれてトレーニングに戻った。




隼「あれ〜玲於どうしたのなんかニヤニヤしてな〜い?」




[…してねえし、ばーか。]

ただいま→←いちごみるく



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ふたば - 名前入力して、苗字みたら、同じ苗字ですごくびっくりしました笑笑 (2018年1月15日 20時) (レス) id: 6baa600086 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。少しでも日常の糧になればと思います。!! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。ぜひ引き続きにやにやしていただけたらと思います…!笑 (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 春華さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです…! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - はじめまして!このお話すっごく楽しませてもらってます!次の更新もとても楽しみです! (2018年1月8日 20時) (レス) id: e902c191d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2017年12月26日 21時

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