好きって言ってよ１［佐野玲於］完結

ありえねぇ ページ25

玲於Side





．．．はぁ、ありえねぇ。





結局Aちゃんとなんか喧嘩したみたいになっちゃったまま２日目になったわけだけど





【今日もご飯作れそうにありません。】




さっききたLINE。
なに？そんな怒ってんの？
…お願いだからさ、そろそろ機嫌直してよ。




［あれ？涼太くんは？］




龍友｢涼太なら急いで帰っていったで〜
なんや、女のにおいすんなぁ｣



亜嵐｢え！まじで！｣




そうなんだ、涼太くん彼女いるんだ。




［ねぇメンさん飯行きましょうよ］




メン｢ごめん玲於。今日直人さんたちと飯会なんだよね｣



［ちっ使えねぇな］


メン｢うぅ、ゴメンディー…｣




｢おい隼、飯いこ｣




隼｢なにめずらしい(笑)あ、わかった、Aちゃんとまだ喧嘩してんでしょ、早く仲直りしなよ〜〜｣




［…お前なんでそれ知ってんの］





隼｢あ、やべ、これ言っちゃいけないやつだったっけ？｣




隼、わ！わ！やべ！やべ！わ〜〜
なんて。うるせえから。


結局楓さんも誘うってゆう隼の生意気な条件を飲んで３人で居酒屋へ。






［ねえ知ってた？Aちゃんの手料理、まじでうめぇの］

［俺の帰り、自分飯食べずに待っててくれるし］


［まあ、そうさせたの俺なんだけど］

［でもね？出迎え方、超雑なの］

［あいつ馬鹿だからほんと、隙ばっかりってゆうか］

［俺が守ってやんなきゃ、って思ってたのに］

［すっかりみんなと仲良くなりやがってさあ〜〜］

［ま、それがあいつのいいとこなんだけど］

［ねえ聞いてんの？］




楓｢玲於くんさっきからAちゃんの話ばっかり(笑)｣

隼｢聞いてる！聞いてますよ玲於さんーー。
うんうん。
…玲於の気持ちはもうそこまできてるんだね。｣




［はぁ、早く仲直りしなきゃ…］

［…すいませんレモンサワーおかわりで。］




隼｢わ！もう流石に飲みすぎ、明日もあるんだから
すいません、さっきの注文なしで
かわりにウーロン茶おねがいします(笑)｣









帰り道、隼がトイレ行きたいってゆうからしょうがなくコンビによってから、あー食った食った〜なんていいながら駅までの道歩いてたら


隼｢あれ？あれ涼太くんじゃない？｣




でた、彼女と仲良しこよしですか
どんだけ美人さんなんだろうねって
振り返ったら



［．．．え、Aちゃん。］


隼｢…うそでしょ。｣




涼太くんとAちゃん仲良さそうに一緒に歩いてて
酔いが一瞬で覚めて、
一気に鼓動が早くなった。

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