感謝と逃げ ページ8
偽物の沈黙は作り上げた男によって壊される
「どうしてた」
今までの、とゆうより初めて会った時から思ったが
言葉が足らないとゆうか少ない
主語も無い為これは誤解を産むな。と冷静に考えながら体を向き直し少し間を開けて答える
『それはどうゆう意味ですか』
その質問に男は少し考えた後
言葉を繋いだ
「あの日から」
その言葉に少女は少し俯く
"あの日"
忘れもしないあの冬の日
目の前の男と出会ったあの集落での出来事
『あの日、貴方に助けて頂いてから努力しました
ちゃんとお礼を言えてませんでしたね…』
ありがとうございましたと地面に指をつけて
頭を下げた
また沈黙が流れる、男はポツリと言う
「藤の家紋の屋敷に向かうまでの山中での出来事」
その言葉に少女は少しだけ動揺する
すっと頭を上げて少女は言う
『申し訳ありません、記憶が曖昧で覚えておりません』
少女は少しだけ早口でそう言うと
素早く立ち上がり部屋を去っていった
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しづ(プロフ) - 、さん» 外したつもりが出来てませんでした…ありがとうございます! (2019年12月15日 16時) (レス) id: 14c6efd9bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しづ | 作成日時:2019年12月15日 14時