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大人びた少女 ページ5

全ての遺 体を埋めたあと

少女に荷物をまとめるように言う
こんな寒い人里離れた雪山に置いていく訳にも行かないので、とりあえず近くの藤の家紋の家に預ける事にした


そこからは人伝に聞いた事しか知らない


少女はその後藤の屋敷に来た鬼殺隊員の紹介の元、風の呼吸を使う育手の元に行ったらしい


そして少女はそれからしばらく呼吸を教わり
藤襲山の最終選別を突破し
それから1年で丙にまで昇格した


少女の鬼をひたすら狩る姿勢は同期を圧倒するもので
親しい人間は居ないと聞く





そして今に至る

今までも何度も任務や巡回で遭遇した事はあるが
それにしても大きくなったものだと
感慨深く少女を見つめる青年

ぽつりと礼を言われ気にするなと思い
一言だけ

「あぁ」


そしてまた黙る二人
少女が自分を苦手なぞ知らぬ為
目を合わせない少女に具合が悪いのかと
見当違いな事を考えている


『日の出が近いようですので、私は行きます。では』



少女はそう言って足早に去っていった
もしかしたら久々の再会に少し照れたのか
それとも本当に具合が悪いのかと少し悩んだ後
とりあえず少女を追いかける


屋敷の主人に飯も部屋も先程来た隊員と同じでいいと簡単に伝えると少女がいる襖を開ける


隣に座り少女を時々見ながら箸を進める


何とも言えない空気に包まれた部屋は
少女にはとても居心地の悪いものだった

沈黙ではない→←思い出す青年



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設定タグ:冨岡義勇 , 鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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しづ(プロフ) - 、さん» 外したつもりが出来てませんでした…ありがとうございます! (2019年12月15日 16時) (レス) id: 14c6efd9bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しづ | 作成日時:2019年12月15日 14時

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