137話 ページ37
九条と通話をしていると大きなものが倒れる音がしたあと、返答が無くなったことに焦りを覚えた4人は甲斐田の運転と剣持の道案内で九条の家に向かう事に
｢とりあえず俺、九条さんの家に着いたら近くのコンビニでゼリーとか買ってきますわ｣
｢了解です、私はAさんが倒れているようでしたら病院に連れていきたいと思うのですが……運転を甲斐田さんお願い出来ますか？｣
｢任せてください!!｣
｢じゃあ、僕は不破くんの方に行きます
病院行ってる間、お粥とか作っておくので｣
｢助かります｣
車内で決められた役割分担
九条の住むマンションについた4人は、九条が剣持に渡していた鍵で中に入っていく
｢今、言うのもアレなんですが……本当に仲良いですね……｣
｢最近遊ぶのが多いので、2回もロック解除するのがめんどくさいからって渡されました
着きましたよ、じゃあ僕達は買い物に行きますね｣
家の鍵を開けて剣持と不破は来た道を戻っていく
加賀美と甲斐田の2人は恐る恐る中に入り九条の名前を呼んだ
｢九条さん、九条さんいらっしゃいますか？｣
｢多分ここが寝室……居ました!!社長!｣
｢えぇ!!?｣
床に倒れている九条を見て慌てて駆け寄るもののただ眠っていることに少し安堵する2人
加賀美が九条をおんぶすると病院に向かうために外へ連れ出した
｢とりあえず保険証が財布の中に入ってて安心しました｣
｢九条さん、苦しそうですね｣
｢そうですね、体温が相当上がってるんでしょう…｣
｢できるだけ急ぎます｣
病院で診察してもらい薬を一通り貰った2人は九条を支えて(途中で起きた)家に戻ると既に2人がお粥を作って待っていた
｢A、お粥食べれる？｣
｢少しだけ食べる…｣
｢アクエリ置いときますね｣
｢なんか、弱ってる九条さん新鮮ですね｣
｢いつも強気ってこと？w｣
軽く笑いながらもお粥を食べ、加賀美が渡してくれた錠剤を飲み込む
｢冷えピタとか買ってきましたけど｣
｢ありがとうございます……貼る、寝る……｣
冷えピタ貼るのに手間取っていれば剣持に奪われ貼られる
｢早く寝ろ｣
｢はいはい……｣
九条が部屋に戻った所で後片付けを済ませ家から出ようとした3人を剣持は止めた
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猫 - 完結おめでとうございます！とても面白くて一気見しちゃいました！ここで終わるのは少し寂しいですがちょいちょい見にきたいと思います！ (2023年1月22日 1時) (
レス) @page50 id: 4f57f42090 (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - 完結おめでとうございます。とても面白かったです！素敵な作品をありがとうございました、これからも応援しています！！！ (2022年10月3日 16時) (レス) @page50 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 純粋に好きです、面白かったです。楽しい時間をありがとうございました (2022年10月1日 3時) (レス) id: 5760dadaee (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - 完結おめでとうございます。ここの更新がなくなってしまうのは哀しいですが、定期的に読み返しつつ、短編やら新作やらを楽しみにひっそりと生きていきたいと思います！ (2022年9月30日 22時) (レス) @page50 id: 94faa0a05d (このIDを非表示/違反報告)
真優(プロフ) - 完結おめでとうございます！リクエスト書いてくださりありがとうこざいました！この作品が更新されることが最近の楽しみであっただけに終わってしまうのが寂しいです。もう少し読みたい話もあったので番外編をひっそり期待しています… (2022年9月30日 20時) (レス) id: 969f0f287a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2022年9月13日 17時
