元A組生徒のヒミツゴト 暗殺教室×鬼滅の刃

43話 ページ43

貴女 side


鎹鴉の後を追って行くと1つの高い建物に着いた

中に入るとフロントマンが私を取り囲む


フロント｢生徒か？｣

貴女｢そうですね｣


コソコソと何か話していたようだがケリがついたのか｢着いてこい｣とだけ、言われそれに従う


貴女(ここで暴れて鬼に逃げられても困るからね)


フロント｢この刀は没収｢触るな｣ぐっ!!｣

フロント｢おい!!｣

貴女｢気絶しただけです｣


触ろうとした男を殴り怒鳴られるも、殺意を向ければすぐに他の人たちも大人しくした
エレベーターに乗り最上階のボタンを押される


着いた場所には誰もおらず、散らかった書類だけ


貴女(どういうこと？)

フロント｢チッ…上かよ｣


｢おら｣とフロントマンは屋上の階段を上り扉を開けた瞬間


フロント｢うわぁぁぁぁぁ!!｣

貴女｢!!｣

全｢!!?｣


前にいたフロントマンの姿が消え数メートル先には消えたフロントマンの首に噛み付いているバケモノ


フロント｢た、たす…助け…｣


バキバキバキッ


｢新鮮…ニク……ウマイ｣

｢僕の目に狂いはなかったね、彼は稀血だ｣

貴女｢君達か、鬼は｣


扉を超えて屋上に出るとそこには他の生徒たちもいて目を見開く


貴女｢なんで君たちが？｣

磯貝｢それはコッチのセリフだ!!
ここまでどうやって来た？｣

貴女｢走って
…と話す余裕は無さそうだ｣


刀を抜いて鞘を捨てる


鬼｢鬼殺隊か、だがつまらないな…
鬼殺隊である人間がウイルスに感染し死にかけているとは

苦しまないよう、私が一口で喰ってやろう｣

生徒｢!!｣

貴女｢冗談を
このくらいで貴様に負けるはずないだろう
寝言は寝て言え｣

鬼｢減らない口だ｣

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