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42話 ページ42

奥田 side


ワクチンを奪うため、動ける人達で取引先へと向い
私と竹林くんは倒れた人達の看病に追われていた


奥田「そう言えば五鬼継さんの姿が……」

竹林「言われてみれば……
部屋かもしれないな

すまない、見てきて貰えないか?」

奥田「はいっ!!」


急いで五鬼継さんの部屋に向い、中に入ると
ベットの上で息を荒くしながら眠っている五鬼継さんの姿

やっぱり…この人も感染して……

私は正直五鬼継の事が苦手だ……でも


奥田「そんなこと言ってる場合じゃない」


竹林くんに五鬼継さんも居ることを伝えタオルを濡らして頭の上に乗せる
汗が酷く首元を拭こうと手を伸ばしたところで


「オキロ!!A!!!!!!鬼ガ出タ!!!!」

貴女「!!」

奥田「キャッ!!」


鴉が喋り五鬼継さんは飛び起きた
虚ろな目で私を見ると


貴女「……胡蝶さんか」


知らない人の名前を出されて困惑するもいつもとは違う優しい笑みを浮かべた五鬼継さんに驚く


鎹鴉「急ゲ!!人間ガ喰ワレル!!」

貴女「それは…急がなきゃ…」


急かす鴉の言葉に五鬼継も動こうとするがベットから滑り落ち、思わず肩を掴んだ


奥田「ちょ、ちょっと!」

貴女「行かせて、胡蝶さん」

奥田「でもっ…」


「その体でどうやって…」そう言いかけたところで五鬼継さんの手が私の頬に触れる


貴女「大丈夫、必ず帰ってきますから」

奥田「……」

竹林「おい、なんの騒ぎ……って……」

奥田「竹林くん」


五鬼継さんを止めるよう竹林くんにも手伝ってもらおうとして目を離した時

いつの間にか赤い羽織を羽織った五鬼継さんは手に長い刀を持つと窓から飛び降りた


2人「!!?」


慌てて下を見ると真下の森の中に姿を消した五鬼継さん
木が揺れ動くところを見ると物凄い速さで移動しているようだ


奥田「一体…」

竹林「っ!!そんなことしてる場合じゃない!!
今は他の奴らだ、来てくれ」


唖然としている私の腕を引いて、竹林さんは下で眠っている生徒たちの所へと私を引っ張った



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤羽達の勇士は飛ばすぜぃ(*´ω`*)
なんせ、夢主出てこない

あと、なんで鎹鴉居んの?って言う質問は受け付けません
あれだよアレ、手品でポンッって(適当)

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チコ - ロヴロさんがこんな可愛いことってある??(40話) (2021年7月17日 20時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
あややん - コードネーム、『ローズ』はどうでしょうか?綺麗な花には毒があるように、、、 (2020年4月25日 23時) (レス) id: 091f262e52 (このIDを非表示/違反報告)
羅天心@らてんしん(プロフ) - あと、考えたんですけど、氷鬼(ひょうき)…とか? (2020年4月25日 19時) (レス) id: 66b4fe94ea (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - コードネーム…?クール姫…とか…? (2020年4月25日 19時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
- 皆さんのネーミングセンスがよすぎて自分の案が比べ物にならない...当たり前なんですけどね!最初のE組の時と本性を表した時の差が激しいので二重人格とかどうですか?...これも比べ物になってない気がするけど... (2020年4月25日 14時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2020年2月29日 18時

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