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41話 ページ41

夏期講習当日、私達は修学旅行と同じ班に別れ殺せんせーの目を引き付けつつ暗殺準備に取り掛かっていた


千葉「今なら射撃スポット選び放題だな」

速水「サクッと決めちゃいますか」


貴女「2人とも渋いね」

岡島「五鬼継……お前浴衣て…」

貴女「浴衣ってより着物だけどね」

磯貝「歩きづらくないのか?」

貴女「慣れだよ」


普通に動けるし
と岩の上を飛んでいく


磯貝「すげぇ…」

岡島「くっ…着崩れを期待した………!!」







着々と準備が進み、そのまま夜に暗殺計画がスタートした

私は陸の上で殺せんせーの周りを撃っていたのだが


貴女「………?」


体の怠さを感じ射撃をやめて手を見た
微かに震えている


貴女「な……に?」


思わず膝を着きそうになったとき、殺せんせーが光り海に投げ出される


貴女「チッ…」


浮いた体を何とか浜辺に移動させ遠くから彼らの様子を眺める
どうやら暗殺には失敗したらしい


貴女「赤羽君…申し訳ないけど、先にホテルに戻るよ」


近くにいた赤羽君に一言いい部屋に戻りベットに横になる


貴女(風邪とは考えにくい……何か変なものでも……
サービスと言われて出された飲み物の中身か?

もう少し警戒しておくべきだった)


眠れば治るだろう
と昔のような考えをして目を閉じた


「オキロ!!A!!!!!!鬼ガ出タ!!!!」

貴女「!!」

「キャッ!!」

その声に飛び起きた………キャッ?
そう言えば頭に冷たいものが乗ってたような…?


ボヤける視界の中驚いたその人は「大丈夫ですか?」と心配そうに私に聞いてきた



あぁ……


貴女「胡蝶さんか…」

「え?」

鎹鴉「急ゲ!!人間ガ喰ワレル!!」

貴女「それは…急がなきゃ…」


重い体を無理やり動かそうとして周りのモノと一緒に地面に倒れる


「ちょ、ちょっと!」

貴女「行かせて、胡蝶さん」

「でもっ…」


口ごもるその人の頬に手を伸ばし今できる精一杯の笑顔を見せる


貴女「大丈夫、必ず帰ってきますから」

「……」


クローゼットに隠しておいた日輪等と取り出し
赤い羽織を羽織ると窓から飛び降り、鎹鴉の後に続いた

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チコ - ロヴロさんがこんな可愛いことってある??(40話) (2021年7月17日 20時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
あややん - コードネーム、『ローズ』はどうでしょうか?綺麗な花には毒があるように、、、 (2020年4月25日 23時) (レス) id: 091f262e52 (このIDを非表示/違反報告)
羅天心@らてんしん(プロフ) - あと、考えたんですけど、氷鬼(ひょうき)…とか? (2020年4月25日 19時) (レス) id: 66b4fe94ea (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - コードネーム…?クール姫…とか…? (2020年4月25日 19時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
- 皆さんのネーミングセンスがよすぎて自分の案が比べ物にならない...当たり前なんですけどね!最初のE組の時と本性を表した時の差が激しいので二重人格とかどうですか?...これも比べ物になってない気がするけど... (2020年4月25日 14時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2020年2月29日 18時

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