検索窓
今日:12 hit、昨日:8 hit、合計:850,970 hit

34話 ページ34

やってしまった


煉獄さんの葬儀後、私は1人頭を抱えていた


不死川「何してんだ…お前」

貴女「あ、不死川さん」


いつもの緩い隊服とは違い、喪服を着ている不死川さんは珈琲片手に私の方へと歩いてきた


貴女「いやぁ…つい、生徒の前で本性出しちゃって…」

不死川「へぇ」

貴女「聞いた割に興味なさげ」


「私にとっては大事なんですけどね」苦笑いして不死川さんを見ると何も言わず対面に座り頭に手を乗せられる


不死川「無いんじゃないか?、繕う必要なんて
お前はお前だろ」

貴女「でも…」

不死川「そもそも、なんでお前は学校で猫かぶってんだよ」

貴女「それは…まぁ、いい子ちゃんぶってると色々と楽なんですよ」


ざっくりとE組の事を説明し
面倒事に巻き込まれないためにいい子ちゃんを演じていたことを説明する


不死川「なるほどなぁ」

貴女「まぁ、それも新しく来た体育の先生殴って壊れちゃったんですけどねぇ…」


はぁ…
と何度目か分からない溜息を吐く

ただでさえ行きたくなかった学校に余計行く気が無くなってしまう


不死川「………そんなに思いつめるなら俺に考えがあるぞ」

貴女「え?」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コソコソ噂話

貴女「不死川さんは色々な人に「怖い」という印象を持たれていますが、私の印象は頼れるお兄さんという感じでしょうか

まぁ、多分私に優しいのは生きていれば妹さんと同じくらいの年齢ということもあるんでしょうが」

不死川「………」

貴女「図星ですか?」

不死川「すまねぇ」


本当に重ねてしまっていたらしく不死川さんは申し訳なさそうに私から目を逸らした
意外な事に自分で煽って起きながら驚いた


貴女「怒ってませんよ
私も、不死川さんを兄さんと重ねているところがあるので」


おあいこですよ

35話→←33話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (444 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1090人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 暗殺教室
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

チコ - ロヴロさんがこんな可愛いことってある??(40話) (2021年7月17日 20時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
あややん - コードネーム、『ローズ』はどうでしょうか?綺麗な花には毒があるように、、、 (2020年4月25日 23時) (レス) id: 091f262e52 (このIDを非表示/違反報告)
羅天心@らてんしん(プロフ) - あと、考えたんですけど、氷鬼(ひょうき)…とか? (2020年4月25日 19時) (レス) id: 66b4fe94ea (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - コードネーム…?クール姫…とか…? (2020年4月25日 19時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
- 皆さんのネーミングセンスがよすぎて自分の案が比べ物にならない...当たり前なんですけどね!最初のE組の時と本性を表した時の差が激しいので二重人格とかどうですか?...これも比べ物になってない気がするけど... (2020年4月25日 14時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水菜目 | 作成日時:2020年2月29日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。