元A組生徒のヒミツゴト 暗殺教室×鬼滅の刃

32話 ページ32

貴女 side


烏間先生の授業が終わると潮田君に服装のことで質問されたがかわして教室に戻ろうとしたところで知らない男とすれ違う


｢おぉ!!生徒か!!
お前もどうだ!!お菓子食わないか？｣

貴女｢いえ、結構です｣

｢なんだ、つれねぇな
ジュースもある｢大丈夫です｣そうかぁ……｣


シュンっ
と落ち込んだ大柄な男を横目に1人教室に戻り、窓から様子を眺める


貴女(新しく配属された先生かな？
裏がありそうな気がするけれど…

あまりに酷いようなら……どうしようか…？)




ーー次の日ーー

鷹岡｢よーし、みんな集まったな
では今日から新しい体育を始めよう!!｣


烏間先生とは違い明るく、生徒達の人気は昨日で掴めたようだ


貴女(暑苦しい人…煉獄さんとはまた違った人だなぁ…)


少し遠くでそう思って眺めていると鎹鴉が飛んできて私の肩に止まる
鎹鴉は足に括りつけていた文を私に渡して飛び去っていく


貴女(授業中にくるなんて…余程のこと？)


なんて事を考えながらバレないように文を読む


【煉獄杏寿郎 上弦の参との戦いの末死亡】


目の前が真っ白になった
2ヶ月ほど前まで笑顔だったあの人が…？


貴女｢煉獄さんでも…負けてしまうの……？｣

鷹岡｢何してるんだ？お前｣


ハッとなった時には既に遅く
持っていた紙は鷹岡先生に奪われていた


鷹岡｢煉獄？誰だそいつは
いけないなぁ、体育の授業中にこんなもの見てるなんて｣

貴女｢…返してください｣


なるべく冷静を保った声で鷹岡先生に手を伸ばす


鷹岡｢反抗的な目だな
そんなに大事な紙ならなぁ？大事に閉まっとくんだな!!｣


鷹岡先生はそう言った瞬間、紙をビリビリに引き裂いた

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