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29話 ページ29

竈門「俺が人を喰べさせませんから!!」


ムンっ
と頬をふくらませた竈門さん


貴女(聞きたいことはその言葉では無いのだけど…)


まぁいいか…と目線を刀に戻す


貴女「竈門さんは、私たち兄妹のようにならないで下さいね」

竈門「え?」

貴女「家族を殺すのは貴方も嫌でしょう?」

竈門「〜っ……」


竈門さんの顔が赤くなる


貴女「惚れました?」

竈門「い、いやっ…」


慌てた様子で目線を逸らす竈門さんをクスクス笑い手入れを進めた


貴女「ついでです、竈門さんの刀も手入れしますから貸してください」

竈門「ありがとう」







炭治郎side


夜、善逸達が寝たあと
禰豆子が居ないことに気づいて部屋から出た


竈門「禰豆子ー?」


近くの部屋を開けると、書物が沢山置いてある部屋だった
置いてあった写真立てを見ると少し幼いAさんと、雰囲気がどことなく似ている男の人の姿


竈門「コレが…お兄さん
って………こんなことしてる場合じゃない!!」


少し早足で部屋を回っていると話し声が聞こえた


竈門「Aさ………!!」


目に映ったのは禰豆子の後ろに刀を持って立つAさんの姿
早とちりをしてしまった俺はAさんに思わず抱きつくも、困惑しながらAさんは「どうしたの?」と笑った


それから雑談をしながら刀の手入れを進めるAさん
月明かりに照らされ、風が吹く度黒い髪がキラキラと光っている


貴女「竈門さんは、私たち兄妹のようにならないで下さいね」

竈門「え?」

貴女「家族を殺すのは貴方も嫌でしょう?」

竈門「〜っ……」



首をかたむけて微笑むAさんは、触れれば壊れてしまいそうなほど儚い雰囲気を出している
サラッ…と耳に髪の毛をかける姿は年下とは思えない色気があり、顔に熱が集まる


貴女「惚れました?」


口元に手を添えて「ふふっ」と笑う姿も絵になる
俺は、初めての感情に戸惑いが隠せなかった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと炭治郎君、何言ってるかワシ分からんぞ( 'ω')

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チコ - ロヴロさんがこんな可愛いことってある??(40話) (2021年7月17日 20時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
あややん - コードネーム、『ローズ』はどうでしょうか?綺麗な花には毒があるように、、、 (2020年4月25日 23時) (レス) id: 091f262e52 (このIDを非表示/違反報告)
羅天心@らてんしん(プロフ) - あと、考えたんですけど、氷鬼(ひょうき)…とか? (2020年4月25日 19時) (レス) id: 66b4fe94ea (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - コードネーム…?クール姫…とか…? (2020年4月25日 19時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
- 皆さんのネーミングセンスがよすぎて自分の案が比べ物にならない...当たり前なんですけどね!最初のE組の時と本性を表した時の差が激しいので二重人格とかどうですか?...これも比べ物になってない気がするけど... (2020年4月25日 14時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2020年2月29日 18時

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