3話 ページ3
貴女 side
月に一度の全校集会
しかも、今まで本校舎に居た私はE組の校舎の遠さに驚いていた
貴女｢こんな山奥を歩くのね｣
迷わないか心配
そう呟いて周りを見ると潮田君が｢みんなが歩いた道があるから多分大丈夫｣と苦笑いしながら答える
元A組だからか私に話しかける人は殆ど居ない
偏見が有るのはE組も同じらしい
というかE組に来て驚いたのは
担任が人間では無いということ
日中普通に外に出てるから鬼じゃないことは分かってるんだけど
貴女(異常なまでの移動の速さ、に加え触手のある体
どう見ても人間じゃない)
ならなんだ？鬼舞辻が作り出した鬼か？
そうとも考えたが太陽を克服している鬼なら鬼舞辻が見逃すはずもない
貴女｢よく分からないな｣
潮田｢え？｣
思わず口に出してしまい隣を歩いていた潮田君が不思議そうな顔をして私を見た
貴女｢あ、いや
何でもないよ
あ、そう言えば………｣
何とか話を逸らし本校舎へ向かう
体育館に入ればE組は馬鹿にされていた
気にしたことは無かったけれど…こんなに言われてたんだな……
そう思いながら並んでいると突然腕を強く引かれ列から出される
少し驚きつつも顔をあげれば
貴女｢あ、浅野君
『あの時』ぶりだね、元気に｢僕が聞きたいのはそれじゃない!!｣……なんで怒ってるのかな？｣
訳が分からないと苦笑いすれば掴んでいる腕に力を込められた
ほかの女の子にすれば泣き叫ばれるよ…その力
浅野｢何故本当の事を話さな｢浅野君｣っ!!｣
少し殺気を出すと冷や汗を流し力が緩んだ浅野君
私はすぐに笑顔に切りかえ
貴女｢その話は集会が終わったあとにしよう
ここじゃ話せないから｣
｢手、離して｣と言えばゆっくりだが手を離してくれた
A組の女の子が浅野君の名前を呼び連れて行ってくれた
掴まれていた部分を確認すれば綺麗に手形が着いている
貴女
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桜 - 皆さんのネーミングセンスがよすぎて自分の案が比べ物にならない...当たり前なんですけどね！最初のE組の時と本性を表した時の差が激しいので二重人格とかどうですか？...これも比べ物になってない気がするけど... (2020年4月25日 14時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2020年2月29日 18時
