元A組生徒のヒミツゴト 暗殺教室×鬼滅の刃

17話 ページ17

潮田side

修学旅行最終日、昨日は五鬼継さんの姿が見えなくて烏間先生に聞くと友人の家に泊まると知らせが入ったらしい


潮田(せっかくの修学旅行なのに)


そう思っていると殺せんせーが何かをしでかしたのかクラスの殆どから追いかけ回されていた


潮田｢何してんだが………ん？｣

茅野｢渚？｣


隣にいた茅野が窓に目を向けた僕の名前を呼ぶ


潮田｢五鬼継さん、と……｣

｢傷だらけだね、あの人｣

潮田｢!!
カルマ君…いつから居たの…｣

赤羽｢さっきだよ
それにしても…彼の腰、見てみなよ｣


カルマ君は傷だらけの男の人を指さしてそう言った


潮田｢刀…？｣

茅野｢本物…なのかな？役者とか？｣

赤羽｢役者がそのままの姿で来ないでしょ普通
それに髷とかもしてないし｣


疑問が多く残る中、傷だらけの男の人は五鬼継さんの頭を乱雑に撫でる


潮田(あ)


いつも疑問に感じていた五鬼継さんの笑顔
でもあれは…


潮田｢あれが…心からの笑顔なんだ………｣


五鬼継さんは手を振ると男の人は一瞬で姿を消した
旅館の方を向いた五鬼継さんは僕達の存在に気づき少し目を見開いたが直ぐに偽の笑みを浮かべて手を振る


赤羽｢なーんか、隠してるっぽいよね
五鬼継さん｣

潮田｢え？
う、うん｣

茅野｢白髪の人、凄かったね!!一瞬で姿を消しちゃうなんて!!まるで忍者だよ!!｣




貴女(不死川さん、見られちゃいましたか
まぁ、怪しまれるくらいなら良しとしましょう

どうせ、真実にはたどり着かないのだから)

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