百四話 ページ7
-レオ side-
ハロー、ミシェーラ。
兄ちゃんは今、あからさまに落ち込んでいるスティーブンさんとコンビ組まされて、HLのごとく脳内パニックです。
レ「‥チェインさんから合図が来たら突入ですよね」
ス「あ‥あぁ。そうだ」
再び沈黙。
‥早く合図くださいよチェインさん!
今回はそんなに難しくないって言ってたじゃないですか!
Aがいたらすぐに終わるのに、駆り出されていなかった。
ス「‥はぁ」
後ろのため息が背中に重く降りてくる。
何か、あったんだろうな。Aと。
レ「あの、スティーブンさ‥」
チ「こっちは押さえたんで、突入可能です」
タイミングが悪かった。
スティーブンさんは聞こえてなかったみたいだから良かったけど。
僕らは本陣へ突入し、また一つ事件(?)を納めた。
________
後。
レ「疲れましたね‥」
ス「同感だ。‥そういえば、突入の時に何を聞こうとしたんだい?」
レ「え、えぇっと‥」
スティーブンさんの目元にはそろそろ三徹を知らせる隈が見える。
下手に隠すとこの人が苦労してしまう。
よし、言おう。
レ「‥今回、どうしてAを呼ばなかったんですか?こういうのはAの得意分野だったんじゃ‥」
一瞬、スティーブンさんの表情が強ばった。
ス「彼女は、病み上がりだろう?まだ無理はさせたくなかったんだ」
レ「そ、そうだったんすかー、確かにそうっすよね」
僕はスティーブンさんを直視できなかった。
後にザップさんが来て、僕はそっちに連れていかれてしまった。
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アンネ - 主ちゃんの心とかスティーブンさんの想いとかがとてもわかりやすくて面白かったです!これからも活動頑張ってください! (2019年3月9日 17時) (レス) id: 67a1c3a937 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 主ちゃんが仲間と一緒にいて少しずつ、でも大きく成長していくのが読んでいてとても楽しかったです!これからも活動頑張って下さい!(^▽^)/ (2018年6月16日 22時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
ししょー(プロフ) - 心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみさん» ご指摘ありがとうございます。大変失礼しました。 (2018年2月9日 21時) (レス) id: 23ac3f6a39 (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみ(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください。 (2018年2月9日 20時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ししょー | 作成日時:2018年2月9日 20時