恒道館メンバーは、門下生に一人やべー奴がいることを知っている 六 ページ25
後ろからカチャと音がして三本の刀が沖田の頭に当てられる。
南戸、北大路、西野が沖田を刀に向け、東城がその横に立った。
「いやァ、よく来てくれましたね道場破りさん。天下の柳生家に八人で乗り込んでくるとは、大した度胸ですね。いや……そのうち一人は狂犬で、もう一人は武神 毘沙門天のような人ですから自信がつくのは当然でしょうか」
東城が戦とAに糸目を向ければ、銀時がAの前に立って彼女を隠した。
「知り合いか」
「……うん、まあ」
銀時に問われて歯切れの悪い答えを返した。
「そこの狂犬の方は置いておいて、Aさんとはとても親しくさせていただいてますよ。そこの自堕落そうなモジャモジャな貴方よりは仲良しですねきっと」
Aを護るような行動を取る銀時が少し気に食わないのか東城が煽る
それに対して銀時は表情を変えないながらも
「人を見た目で判断しちゃいけねーってカーチャンから習わなかったか?いや、サラサラヘアーにこの悩みはわかるまい。Aちゃんはこういう髪の男が好きなんです」
「貴方も見た目で語っているではありませんか。それにAさんは手触りのいいサラッサラな髪が好きです。きっとそうです」
「いやアンタらなに張り合ってんですか」
銀時と東城のやり取りに、後ろにいる新八が呆れてツッコんだ。
「快進撃もこれまで。我ら柳生家の守護を司る柳生四天王と対峙したからには、ここから生きて出られると思いますな……Aさんを除いたらの話ですが」
「てめーらみてーなモンに用はねーんだよ。大将出せコラ」
「アンタらのようなザコ、若に会わせられるわけねーだろ。俺たちが剣を合わせるまでもねェ」
南戸がしゃがんで沖田の首の前に刀を持って脅してきた。
「獲物捨てな。人質が……」
南戸が言い終わる前に銀時達は全員、刀や番傘を沖田達の方に向かって投げつけた。
まさかのAも同じように投げていて、ズドドドと音を立てて部屋の床に突き刺さる。
「ぎゃあああああ!!」
「ちょっ、何してんの!?」
「捨てろって言うから」
「どんな捨て方!?人質が見えねーのか!」
問われて銀時が淡白に返しツッコまれていた。
ーー以下ちょっとした雑談
前より更新頻度が少なくなっちゃってすみません(´・ω・`)
最近ファ○マの店内放送で流れる広告で大塚芳忠さんのCMを聞く度に阿伏兎思い出して銀魂の夢小説読みたくなる……(笑)
それ聞く度にこの小説を書きたくもなる(笑)
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刹那*桜(プロフ) - あいさん» ありがとうございます!! (2022年12月27日 20時) (レス) id: f89dd253f0 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメ失礼します!! めっちゃ面白いです!! これからも頑張ってください! (2022年12月26日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
刹那*桜(プロフ) - あたりんさん» ありがとうございます!! (2022年11月20日 0時) (レス) id: f89dd253f0 (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2022年11月14日 16時) (レス) id: c0f0373936 (このIDを非表示/違反報告)
刹那*桜(プロフ) - 花香さん» コメントありがとうございます!9個もあって長いですなか一気に読んでいただきありがとうございます!!わりと読みづらい所もあるかと思いますが好みと言ってもらえてとても嬉しいです!!(;ω;) (2022年11月7日 23時) (レス) id: f89dd253f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹那*桜 | 作成日時:2022年11月7日 0時