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53話 ページ5

Aside


「はーい、っていい加減離して!」


隆也「えー」


雅也「俺が出るよ」


そう言って雅にぃはインターホンの画面を見て、「あ、」と呟いた。


隆也「どうした?」


雅也「愛理ちゃん達だ」


「えっ、」


隆也「なぬっ!アイツも居る!?」


雅也「あと男子2人」


隆也「余計許すかぁ!」


「わっ、ちょっ、隆にぃ!?」


隆にぃは私と腕を絡めて、玄関に向かった。


隆也「おいコラァ!」


愛理「あ、おはようございます〜。Aもおはよー」


杉谷「あ、おはようございます!」


東間「おはようございます…」


健太「イケメン…Aちゃんのお兄さんですか?」


隆也「イケっ…褒めてもAはやらんぞ!つーかAちゃんって呼ぶな!」


「その割に嬉しそうだけど……」


健太「あ、Aちゃん私服〜。可愛いね」


杉谷「んなっ、健太!」


「あ、ありがとう……」


南野くんの言葉がちょっと恥ずかしくて、頬が熱くなった。


隆也「なに顔赤らめてんの!可愛いぐらい俺がいつでも言うのに!」


「それとこれとは違うでしょ!ていうか、離してー!」


愛理「やっぱり捕まってたかー。隆也さん、私達が居るので心配することないと思いますよ?」


隆也「いや、でも、んー……」


梨華「Aのことは私達が守りますからっ」


そう言ってりーちゃんは私の手を握った。

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作者名:スガ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年12月14日 0時

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