運命 YG side ページ38
「実はな…もう1つ大切な理由があるんだ…」
A「うん…」
「俺…もうすぐ死 ぬんだ…」
驚きのあまり声が出なくなるA。
A「嘘…うそでしょ?またうそついてーやめてよー死 ぬとか〜」
「うそじゃないんだよ…」
A「うそっ…いやだよ…うそって言ってよ…」
「わりぃ…こういう運命なんだ…」
A「謝んないで….…死 なないでよ…」
俺の肩を力なく叩きながら泣くA
ごめんな。
お前の側を離れたくないけど…
ネコは主人に死ぬとこは見せねぇんだよ…
「俺の命はもって1週間。お前に最期は見せたくねぇんだ…俺この家でてくから…わりぃな最期までかっこわりぃな…」
A「…んでっ……でっなの…」
「ん?」
A「出てくとか最期は見られたくないとか勝手に決めないで!!死 ぬまでの1週間またみんなで限界まで楽しもうよっ…」
A「奇跡…起こるかもしれないじゃんっっ!!!」
Aの言葉でハッとした
奇跡にかけてみよう。
「…奇跡に……かけよう…俺もお前らと最期まで一緒にいたいっっ…!!」
神様
お願いです
奇跡を起こしてください。
俺を人間にした時のように
奇跡を起こしてください…
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tare.(プロフ) - ありがとうございます!私もデスノート途中まで読ませてもらってます! (2017年1月8日 9時) (レス) id: f6692ee5d5 (このIDを非表示/違反報告)
楽(プロフ) - 最後まで読みました!!!最後は本当に泣けました、 (2017年1月8日 1時) (レス) id: 879190382f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tare. | 作成日時:2016年10月19日 18時