今市家と後輩ちゃん ページ34
「ほんとありがとママ！」
「はいはい、お礼より忘れ物減らす努力ね」
「心がけます！」
またまた忘れ物をしたパパ。ひぃちゃんがお昼寝して、私もちょっとコーヒータイムなんてお湯を沸かしてたらパパから電話。仕事部屋に今日のレコーディングで必要な音源置きっぱにしちゃった、という半泣きの電話。忘れ物なんていつものこと。出るときに確認しても「んー、ないと思う！」って言ったのは誰だか。
「あ、そういえばトレーニングルームに臣いるよ〜」
「じゃあ、ちょっと顔出して帰ろうかな」
パパからそう教えられて、せっかくなのでひぃちゃんと顔を出そう。トレーニングルームの場所もばっちり分かります。
たまにスタッフさんとすれ違って挨拶して辿り着いた。
「臣ちゃーん」
「おっ、ななこ！それにひぃも！」
「忘れ物届けに来たついでに会いに来ました」
「ははっ、またか隆二」
トレーニングに勤しんでた臣ちゃん。んん、汗かいてるけどイケメンだな。そして今日もひぃちゃんを抱く顔の優しいこと。イケメンと赤ちゃんのセットって癒しでしかないわ。
「あの……」
癒され写真撮ってたらそろーっと声をかけられた。振り向けば目鼻立ちくっきりした子を筆頭に三人。まぁ、亜嵐くんなんだけどね。
「こうやって話すのは初めてだよね？今市ななこです。こっちは絋菜です」
「白濱亜嵐です！隆二さんにはいつもお世話になってます！」
「小森隼です！お世話になってます！」
「佐野玲於です。お世話になってます」
元気一杯な挨拶をしてくれた亜嵐くんに続いて、隼くんと玲於くんも挨拶してくれた。
お世話になってますって、パパ抜けてるとこあるからお世話されてないか心配なんだけど私。
「ジェネと初めましてなの？」
「いや、顔は会わせてたけどまともに話すのは機会なかったから」
「え、そうなの？」
「そうなんですよ〜！先輩たちからななこさんのことは聞いてて、めっちゃ会いたかったです！」
「隼が言うと軽いな〜」
ちょいちょいね、お互いは認識してたんだけど中々タイミングが合わなかった。
「なに玲於、ひぃはやらないよ？」
「！え、いや別に」
「臣ちゃん意地悪しないで、玲於くん抱っこする？」
玲於くんがじーっとひぃちゃんを見てたみたいで、臣ちゃんはそんな意地悪を言う。ほんと臣ちゃん、ずっと抱っこしててってお願いしたらほんと無制限でずっと抱っこしてそうだから。
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shiro(プロフ) - senaさん» senaさんコメントありがとうございます！好きと言ってもらえてとても嬉しいです:->これからも更新頑張ります！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 8d46f4c2ff (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - ここ小説が好きです!これからも更新を楽しみにしてます！ (2018年11月1日 0時) (レス) id: f1e1b6af5a (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - atokさん» atokさんコメントありがとうございます！ほのぼの目指してこれからも更新していきたいと思います^ ^ (2018年6月7日 1時) (レス) id: 13138cc3d9 (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二クン大好きで読ませて頂いてます。メンバー家族ほのぼの感がとても好きです。 (2018年6月7日 0時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiro | 作成日時：2018年5月29日 0時
