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「……皆荷物多くない？」
朝、マネージャーに送ってもらい全員で病院に向かった。それぞれ手には紙袋や箱を持ってて大荷物だ。それが何かだなんて分かってるから顔見合わせて笑ったけど、隆二には怪訝そうにされた。
「皆、朝からありがとう」
「いやいや！むしろ朝からごめんねー！」
ちょっと疲れてるようにも見えるけど元気そうなななこがいた。ベッドの横に行儀よく並んだ俺達は順番におめでとうと、手にあるプレゼントを渡した。
「こんなにたくさん、ありがとう。きっとこの子も喜ぶよ！」
大きく笑いながら喜んでくれたななこ。その横の小さなベッドには生まれたばかりの小さな小さな赤ちゃんがいた。
「かっんわい〜！」
「小さいなぁ」
「目元隆二さんっすね！」
「爪ちっさ！cutebaby〜♡」
「ほんま可愛いわ〜」
がたいのいい男達が囲んで小さな赤ちゃんを見る。ちょんちょんっと触るとびっくりするくらいやらかくてあったかくて、何とも言えなくなる。
「臣ちゃん、抱っこしてよ」
「えっ、俺？」
「はい、臣」
慣れた手つきで隆二がまず抱っこして、俺に渡してきた。何回か小さい頃の隆斗抱っこしたけど、こんな生まれたてじゃなかったし、やべぇ汗かいてきた。
「う、っわ」
「結構重いでしょ？」
「……うん」
なんか、すげぇ、感動してきた。ななこが頑張って生んでくれて、それでこんな小さきのに生きてんだ。
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shiro(プロフ) - senaさん» senaさんコメントありがとうございます！好きと言ってもらえてとても嬉しいです:->これからも更新頑張ります！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 8d46f4c2ff (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - ここ小説が好きです!これからも更新を楽しみにしてます！ (2018年11月1日 0時) (レス) id: f1e1b6af5a (このIDを非表示/違反報告)
shiro(プロフ) - atokさん» atokさんコメントありがとうございます！ほのぼの目指してこれからも更新していきたいと思います^ ^ (2018年6月7日 1時) (レス) id: 13138cc3d9 (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二クン大好きで読ませて頂いてます。メンバー家族ほのぼの感がとても好きです。 (2018年6月7日 0時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiro | 作成日時：2018年5月29日 0時
