【鬼滅の刃】オタク、刀を振るう。【男主】

オタク、理解する。 ページ4

姓は高坂、名はA、現在4歳です。


あれから4年もの月日が経った。

バブバブ語しか話せなかった私も、今では「おかあっ！！ごはんっ！！！」と喋れるようになり、少ないご飯を家族と分けて食べております。


最初に感じた通り、我が家、高坂家はお金がない。

家で作った農作物を町で売って生活している。

お母さんもお父さんもやつれ気味で、生活は楽ではないけれど、それでも毎日、家族3人で仲良く暮らしてます。



そしてこの4年で気づいたことが一つだけ。





どうやら私は、『鬼滅の刃』の世界に生まれたようなのです。





困惑半分、嬉しさ半分だよね、正直。

だって鬼が蔓延ってるような世界だぜ？！

手放しでは喜べないでしょうよ！！！

生まれたばっかりなのに、死にたくないよーっ！！！！

前世が車に引かれて、今世が鬼に殺される？！
たまったもんじゃねえやい！！

私は今度こそ、長生きしてやるんじゃい！！！



そして、あわよくば炭治郎くんたち、皆を手助けしたい....。

影から支えたい.......。

推しに認知されずにただのモブとして助けたい.......。









........面倒くさいオタクで草。

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