希望ｖｓ絶望 (ページ8)

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君へ贈る物は、思い出と背中。ページ8

□古倉柑(こくらみかん)

４歳。保育園に通っており、のんびりほのぼのとしていて明るい女の子。正真正銘、梓の妹２人のうちの１人。生まれる前に父と死別した為、父との記憶の一切をもっていないが、３歳上の姉と色々と悪巧みを出来る分には、楽しい日々を送れている様だ。

男っぽい物にハマる様で、仮面ラ○ダーやベイ○レードを強請る時も。柊は家計を鑑みて、自分が幼い頃に買って貰っていた物を彼女にプレゼントする様だ。普通に可愛い物も好きなので、椿と２人で可愛く強請り、見事に買って貰う。仮に断ったとしても、大泣きしながら床を転がるので、周囲の人からの視線が痛くなる前に買わざるを得なくなるそう。正に天性の策士である。

母の事は言わずもがな大好き。実は生まれて１年後に、檀は育児を柊と梓に任せて働きに出ており、思い出と言える思い出が最も少ない子。然しそれを不満に思う態度は見せておらず、本人も例え母と会える時間が限られていても、その時間を大切にすれば問題ないという、少し大人な考え方をもっている。

柊は１番歳下である柑と共にいる事が椿の次に長く、好きな食べ物を作ってくれたり、格好良い物をくれたりする事から、大好きだしとても頼りにしている。梓に関しては、自分より心が未熟だと思っている。その為、椿と結託して辛口コメントを投げ掛ける事も多々あり、梓がその言葉達に容赦無くやられるのも日常茶飯事である。因みに、柊の事をお兄ちゃん、梓の事をにいにと判り易い様に区別して呼んでいる。

椿の影響をモロに受けている。流石にグ○テスクなものへの耐性はまだ半端だが、黒魔術やミステリーには深い関心をもっており、占いやお呪いにもハマっている。保育園の友達を誘って［コックリさん］を行い、柊が保育士さんに怒られた。

椿より難しい言葉をよく知っている。好きな物のみをとことん突き詰められるタイプで、好きな物、即ち黒魔術やミステリー、お呪い、占い関連の単語の知識は家族一。檀はその事について知っているが、危ない事にさえならなければ大丈夫だと思っており、柊が頭を抱えている。

この中で１番無知だからこそ、ある事件は彼女にとって衝撃的で、一生忘れない家族の絆と言えよう。何だかんだ、彼女も家族の事が大好きなのだ。梓も例外ではなく、心の中では頼りにしている。幸せな家庭、と、彼女が言える理由とは。

花言葉：純潔、清純、親愛、花嫁の喜び、愛らしさ、寛大、気前の良さ、美しさ、優しさ

初めから伝わる彼の気質は。→←溢れ出る感情の源なのだから。