希望ｖｓ絶望 (ページ15)

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君に支えられているんだ、相棒。ページ15

□本宮奏乃葉(ホルン様宅)

学園にて知り合い、仲良くなった。博識で記憶力の良い奏乃葉は、危なっかしい梓の相棒として、様々な面で力を貸してくれている。何かと怯えたり、話す時に辿々しくなってしまったりする梓を落ち着かせようとする場面が多く目撃されている。また、自分に出来る事をしようと頑張る梓を、陰ながら応援してくれている。

また、行動力がある為、いざという時にはしっかり梓を引っ張ってくれる頼もしさも持つ。梓もそんな奏乃葉の存在を、心強く思うと同時に、有難く感じているそうだ。そんな２人を見た者達は、正しく『姉弟』に近しいものを感じるだろう。

「成程…本宮さんは本当に博識ですね…！ぼ、僕にもそんな知識が有れば…。……え、『今のままで良い』…？……そ、そうですか…？えへへ、有難う御座います」

「本宮さ…あ、えっと、奏乃葉さん…！そ、その…この前御勧めして下さった本、とても面白かったです…！その、また、教えて、ね…っ。……あ、も、勿論、本は丁寧に棚に返却しましたよ…！」

「…矢っ張り、奏乃葉さんは頼もしいね…。僕は、何かしようとしても、いつも空回りするか出来ずじまいで終わるかだから…尊敬するよ。…？あ、そろそろお風呂の時間だね。…へ、の、覗き…っ！？ししし、しないよ！？とても烏滸がましくて、出来る訳無いよ…っ」