This CRAZY loVe 2

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『ここ、えっちぃね。』


レースで覆われた胸の部分
その隙間から透ける肌色の部分を彼がチョンっと指で触れた



『……こっちも。』


胸下から左右にクロスした布がフワッと流れて
ちょうど太ももの辺りでスリットが入ったようになっていた

太ももを下から上に触れるか触れないかのタッチでスーッと撫でられるとゾクゾクした


明るい洗面所
黒の透け感のあるベビードール
鏡に映る2人


羞恥心のある言葉が並び
恥ずかしいはずなのに徐々に高揚感が増して行った





それは藤ヶ谷くんも同じだったようだ








後ろから押し付けられ
洗面台と鏡に手を着いて必死で耐えた


『ごめ………も……ぅ、止まんない。』


「ふ………っ……あぁっ!!!
　ん、、、だい………じょ……ぶ。
　んっ……!!!」



声にならない声が漏れる



「あぁっ………も……ダメっっっ!!」



足がガクガクと震え力が入らなかった
そんな私の腰を支えて尚も強く私の奥深くへと彼は入ってきた



「ひゃぁっ………ぅ………んんっ。」



『はぁ………
　Aさん……ごめん……
　もうちょっと……がんばって……。』



吐息混じりの声で囁かれるとそれだけでまた脳内で何かが弾けそうだった
と同時にキュっと私の中が彼を欲して狭まった



『あぁ……っ……
　もう…ヤバっ………っっ。』


そう言って動きが強く、速くなり
私を後ろからギュッと抱きしめた













そのまま後ろから抱きしめられた体勢で2人とも息が整うのを待った



パッと後ろを振り返ると目が合って

『ん？』


「ふふ。」


『何？笑』

お互いちょっと笑って
どちらからともなくキスをした


『ごめん。
　無理させた？
　大丈夫だった？』


「うん。
　全然大丈夫。」


『ベッド行く？』


「そうしよっか。
　あ。先行ってて？」


もう、ベビードールはいいかなと思って着替えてベッドに行った


『あれ？
　脱いじゃったの？』



藤ヶ谷くんがちょっと残念そうに言った



「うん。もう十分。笑」


『えー、、、
　残念だなぁ。笑』



どうやら気に入った様子だった



そんな彼が可愛くて
また、今度ね
って言いそうになったが

今度なんてなかったなってその言葉を飲み込んだ

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