This CRAZY loVe 2

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約束の日



朝、かずくんを送り出してから
唐揚げの下準備をした


帰ってきたら
唐揚げを揚げて
ポテトサラダを作って……

お味噌汁はさすがに藤ヶ谷くんのお家で作ろうと思った



行く前にケーキ屋さんに寄ってケーキも準備しなくちゃ




藤ヶ谷くん……
ケーキは何が好きなんだろう



そんなことを考えてたら出勤時間ギリギリになってしまった



「わ。もう行かなくちゃ。」


慌てて飛び出した



お昼休み


お弁当を作る時間がなかったから今日はコンビニに行こうと財布を持って外に出たら
藤ヶ谷くんが追いかけてきた

『Aさん！
　コンビニ行くの？』


「あ、うん。
　朝準備してたらお弁当作る時間がなくて、、、笑」


『……唐揚げ？』


「ふふ。うん。」


『へへ。』


2人で目を合わせて笑う



2人だけのヒミツ



『あ、そうだ。
　これ。』


差し出されたのは鍵


『俺んちの鍵。
　帰りの時間違うからもし俺いなかったら入ってて？』


「………ありがと。」


素直に受け取る



『ガヤさーーーん、Aさーーーん！』


振り向くと千賀くんが走ってきていた

私は慌てて鍵をポケットに突っ込んだ


『コンビニ行くの？』


ハァハァと肩で息をしながら私たちに話しかける千賀くん

「うん。
　大丈夫？笑」


『大丈夫、大丈夫！
　2人が歩いてるの見えて俺も行こうと思って走ってきちゃった。』


鍵………見えてなかったよね？



私がヤバイって顔をしていたのか……

目が合うと藤ヶ谷くんはまたあのいたずらっ子の顔で笑っていた


もう！


私ばっかりヒヤヒヤしてドキ ドキして慌ててる……



なんで藤ヶ谷くんはこんなに余裕なの

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