This CRAZY loVe 2

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お花見当日

玉森くんと宮田くんはお休みで
早めに場所取りをしてくれているようだった


私は17時で一旦上がって車を取りに帰った
かずくんは私がお花見だからと言うと適当に買って帰るから夕ご飯の準備はしなくていいと言ってくれた

だからすぐに車に乗ってスーパーへと向かった


みんなどんなお菓子が好きなんだろ………


とりあえずお酒と一緒につまめるお菓子を適当に選んで買ってみた
あと甘い系もちょっとだけ


それだけ買って一旦会社へ戻ると
藤ヶ谷くんも仕事が終わったみたいで待っていた

「お待たせ。」

『車、ありがと！
　渉が家に飲み物冷やしてくれてるらしくってそっちも寄ってもらっていい？』

「OK！
　案内して？」

そう言うと藤ヶ谷くんは助手席に乗った


横尾くんの家に向かって横尾くんとお酒をピックアップ
横尾くんは前もって飲み物の買い出しをしてくれて既にクーラーボックスに入れて冷やしておいてくれたようだ

さらにつまめるようにってお手製おつまみまで作ってくれていた



すご！！！



「横尾くん、ほんとにいい奥さんになるね！」


『何それ。笑』



思わず出た言葉に横尾くんも藤ヶ谷くんも爆笑していた



一旦2人を公園の入り口で下ろし
荷物も2人にお任せした



私はちょっと走って公園の近くのコインパーキングに車を停めた

公園から2-3分といったところだろうか

前を通るタイミングでたまたま1台が出て運良く駐車ができた



公園に戻ってみんなを探す



まぁまぁ広めの公園でお花見シーズンだから同じように楽しんでいるグループも何組もいた



キョロキョロと見回してみたが………

どこだろ

見当たらない




みんなを探して歩き出した時

『Aさん！』

そう呼ばれて腕をグイッと掴まれた

「藤ヶ谷くん！」

『こっちこっち。
　迎えに行こうとしたら反対方向向かって歩いて行ってたから。』

荷物を置いて戻ってきてくれたらしい


走ったのか少し息が上がっていた


「ごめん。
　ありがと。」

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