This CRAZY loVe 2

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その日、買い物をして帰って
夕ごはんの準備をしているとかずくんが帰ってきた


さすがにかずくんの顔を見ると少し胸がチクッとした




「おかえり。」


『ただいまー。』




けど、かずくんだってね………

と言う気持ちがあり
罪悪感は少しでとどまっていた



『今日はごはん何？』


ネクタイを緩めながら聞いてきた


「んー？
　今日は豚丼ときゅうりとツナのポン酢和えとおみそ汁だよ。」



『そっか。
　んじゃ着替えてくるわ。』


そう言って部屋着に着替えに行った

その間にご飯の準備を整える


「食べよー？」


『ん。いただきまーす。』


「かずくん、今月ってさ、次の出張はいつなの？」



『え？
　うーんとね……』


ケータイでスケジュールを確認するかずくん



『今月はあとは27日の水曜日かな。
　どしたの？』



「え？
　…会社の人が飲みに行かない？って言ってくれてて……かずくんいない日の方がご飯の準備もないしいっかなってなったの。」


最もらしいウソをつく


『あぁ。そうだね。
　行ってらっしゃい。』



「うん。
　行くって返事しとく。
　ありがと。」


こんなウソ初めてつくから……
バレないかドキドキしたし
顔に出てないか緊張した



食事が終わってかずくんがお風呂に入っている間に
藤ヶ谷くんにLINEをした


【27日なら行けそうです。
　大丈夫かな？】


今までほとんどLINEなんてしたことなかった


10分ほど経って返事が来た



【了解です。
　楽しみにしとくね。】




ふふふ





思わず顔がニヤけたから



あ。ダメだ。


そう思って唇にギュッと力を入れて表情を戻した

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