【stpr】組長娘と婚約者候補【な組】Part4

#135 ページ4

父さんと二人で昼食を食べてると問いかけられた。

「そろそろどう思う、あの6人」

「誰か一人に限定してドキドキすることがないんだよね」

予想外のことされれば当然ドキッとはなるし。

もっとわかりやすい方法あればいいのに。

でも1ヶ月前のあれのせいでさとみとなーくんには目を合わせて話すのはちょっとな…。

かと言ってリアル○○しないと出られない部屋に入れてもなってなるしね。

「ただ、お前のおかげかあいつらは力も上がっている」

「それは私じゃなくて6人の頑張りよ」

元々6人の強さはそれなりにはあったし。

ドタァン！！ドサッ！！

「メシ中にうるせぇ！！」

この騒がしさも出来れば減ってほしい。

「すみません組長！特訓(という名の制裁)しすぎたせいで…」

莉犬が入ってきて謝罪をする。部屋の前にいたのか。

そりゃあんだけ音も聴こえるわけね。

「さとみとななもり。が倒れた音か」

「はい……顔面から……」

それ鼻折れてない？大丈夫？

「なーくん、さとちゃん、生きとる？」

ジェル…安否とるくらいしたの？

しかも生きてるか安否とるくらいヤバかったの？

「半分死んでるね。これは」

「ですね、返事はなくても動いていますから」

この人達どんなやり方してんの。

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