134.ハイ〜やっぱり犯罪☆ ページ39
__ガチャ
コ「開いたよ!」
扉の向こうから出てきた笑顔を手で鷲掴む。
千「なあにが"開いたよ!"だ?大胆に人様の頭を土台にしやがって…、まずは感謝と謝罪を言わんかいィィ…!!」ギギギ
コ「しッ、仕方なかっただろーが…!!」
千「じゃあ私がおまえの頭を握り潰すのも仕方ない。」
コ「何でそうなるの!?」
とりあえず中に入って人を探すことに。
コ「一応警察には電話しておいたけど…この先は危険が高い。千紗さんはここで待ってて。」
千「結局私は土台役!?」
コナン君は扉を少し開けると振り返って再度私に"動くなよ"と念をおした。
__
___
〜コナンside〜
この先が商売エリア。
身を低くして音を立てないように動く。
扉から出て驚くほど静かな店内を商品棚の間を動きながら人を探していると男の荒々しい声が聞こえてきた。
「よし…動くなよお前ら!!……もっと早く出来ねぇのかテメェ!!」
「っす、すみません…!!」
やっぱりか…。そこには何十人の客らしき人たちとこのスーパーの店員、その一人は黒いバッグに金を入れている。
……犯人は一人だけ?単独で強盗を?
犯人らしき奴は人質たちの前に立って仕切っている。
コ「!!」
そこであることに気づく。
「変な動きを見せるなよ?……ガキが死んじまうからなァ!!」
灰「っ」
灰原__!!!
何とあいつは抱きかかえられ首もとにナイフをつきつけられている。何でこんなのに巻き込まれてんだあいつは!!
でも一人なら__俺でも片づけられる。
靴に手を伸ばしたかけた。
……本当に単独で犯行に及んでいるのか?待て待て、早まるな。慎重に見極めねぇと、人質の中に紛れてるかもしんねぇぞ。
コ「チッ…」
もうすぐ警察がくる、だが奴ももうこの場を離れようと必死だ。
その時黒い影が俺を覆った。
「おい坊主。」
コ「!!?」
やべっ_!
その瞬間首をガッシリと掴み上げられた。
コ「うぐッ…!!」
「おい!!まだ人質が一人残ってたぞ!!もっと気をつけろ!!」
そのまま軽々と連れていかれる。しまった__!!!
「あ?んなちっこい奴見つけられっかよ!」
灰「え…江戸川、くん…!?」
灰原が大きく目を見開いたのが見えた。
コ「はなせ…!!」
ジタバタ暴れるも所詮は子供。
「今度変な真似でもしてみろ、次はこれ以上に痛い目に合わせてやる!!」
コ「うあッ!!」
バキ、と殴り飛ばされ床の上に落ち滑った。
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pino(プロフ) - カノさまさん» 好評価&コメントありがとうございます!もっと面白さを増せるよう頑張ります! (2019年8月31日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
カノさま - 面白い作品ですなぁ… (2019年8月31日 21時) (レス) id: a6daf906d1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ののいろ系女子さん» ファン…!?好評価とコメントありがとうございます!楽しんで頂けて何よりです!(*^^*) (2019年7月13日 14時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 凄くおもしろかったです!もうファンです!至急好評価してきます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ミキさん» 好評ありがとうございます(TT)、これからももっと面白く出来るように努力します! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pino | 作成日時:2019年2月20日 0時