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123.おまえが落ち着けや ページ28

ピッ、ピッ、

規則的に点滅する光と音、そして何より表示されているタイムリミット。


千「爆弾やぁぁぁ!!」

コ「ちょっと千紗さん落ち着いて!!関西弁になってるよ!」

千「これが落ち着いていられるか!?今まさにタイムリミットが迫ってきてるってのに!!」


安室さんからひったくるようにして奪った箱の中は爆弾。


安「移動するぞ!」

千「どこに!?」

コ「千紗さん早く!!」


走り出した二人の後を爆弾抱えて走る私。とんだデンジャラス任務だよ!!走って走ってすれ違う店員と客に驚かれるけど今は構ってる余裕はない。

勢いよく外へ出ると赤井さんの車がなかった。あんのクソ不健康でたらめ男…!!その代わり安室さんが白い車に乗って私達の前に停車した。


安「乗れ!それをどうにかする!」


私は助手席に、コナン君は後ろの席に座ると安室さんはブォン!と車を発車させた。


安「この地域に人気がなくて唯一被害が少なくてすむ場所はあるか!?」

千「東都にそんな場所あんの!?つかあと三分半だけど!?」

コ「場所…!場所……!駄目だ、ここら辺は公園やマンションばっかり…」


焦る私達。肉塊になるなんて冗談じゃない…!


千「!!……この先に、…この先にちっさい川なかった!?川沿いは空き地だよね!?」

コ「!…そうだ!この先の大きい道路を抜けて進めば空き地がある!」

安「掴まれ!」

千「っうおぉ!ちょ…これスピード違反じゃない!?」

安「爆死したいのか!」


更にスピードを上げる車。その通りだよ、気にしてる場合じゃねー!!
そのまま安室さんの危ないドライブで空地へと向かった………のは、良かったんだけど。









千「ちょ、来たのはいいけどこれどうすんの!?」

安「ここで解体する。」

千「解体できんの!?」


車からおりて見事に人っこ一人いない川沿いで私達三人は爆発物を囲んでいた。


安「風見、後処理は頼んだぞ。」


携帯を出すも素早く指示を済ませ、どこからか小さな道具を取り出した。……とりあえず、私が出来ることをやらないと、私は安室さんの肩に手を置いた。


千「お、落ち着いて安室さん。大丈夫、大丈夫だから今すぐ起死回生の呪術を、」

安「貴女が落ち着いて下さい。」


静かにコナン君に安室さんから引き剥がされる私。……何で!!?

こんなやり取りをしている間にもタイムリミットは迫るし安室さんはプチプチと導線を切っていく。


___そしてついに1分をきった。

124.墓に刻まれていた名は→←122.制限時間5分?ハイ死んだ。



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pino(プロフ) - カノさまさん» 好評価&コメントありがとうございます!もっと面白さを増せるよう頑張ります! (2019年8月31日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
カノさま - 面白い作品ですなぁ… (2019年8月31日 21時) (レス) id: a6daf906d1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ののいろ系女子さん» ファン…!?好評価とコメントありがとうございます!楽しんで頂けて何よりです!(*^^*) (2019年7月13日 14時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 凄くおもしろかったです!もうファンです!至急好評価してきます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ミキさん» 好評ありがとうございます(TT)、これからももっと面白く出来るように努力します! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pino | 作成日時:2019年2月20日 0時

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