114.突撃〜!ピンポン連打!……ぶっ飛ばすぞ。 ページ19
千「おーおー、そんな暗い顔しないでよ。別に言えなんて言わないしさ。」
コ「…」
居心地の悪そうに顔をうつむかせている頭をぐりぐりと撫でる。
千「へぇ〜…へぇ〜?そぉんなに私のこと心配なんだあ〜〜?」
コ「そうやってすぐ調子にのる!!」
照れてるのか、バーロー!と言いながら私の手を振り払うコナン君。
千「んじゃ私が怪我しないよう頼むわ、探偵君。」
コ「……」
__
___
___と、そんなこんなで一般人である私は自らドブの中に足を踏み入れた。
まあ今回は私が完全に自分からいいよと言ったんだから仕方ない。
…うん、まあね。
言ったんだけど……自分から"いいよ"って承諾したんだけど…
千「なんでいる!?」
赤「おはよう。」
千「じゃねーよ!!!」
あらぬ方向へと派手にはねている髪の毛&部屋着の私。
赤「goodmorning.」
千「一緒だよ!!」
朝っぱらにインターホン連打されたお思えば玄関先に赤井。
安室さんなら扉ぶち破りながら殴りかかってたよ。いや私も今しそうなんだけどさ。
赤「迎えに来た。」
千「いや早すぎだよ。勧誘したの昨日だし実行日ぐらい言っとけや。」
赤「チャリで来た。」
千「車で来いよ!!!」
何で朝っぱらから声張り上げなきゃなんないわけ?隈野郎は私をただ淡々と見つめている。
赤「何でそんな身だしなみが荒れてるんだ、さっさと用意しろ。」
千「いやお前のせいィィィ!!120%お前が原因!!」
寝ぼけてる暇なんて無いぐらいボケの頻度が酷い、しんどいよ。そんな事を思っていると赤井さんの陰から何かが顔を出す。
コ「おはよう、千紗さん!」
千「クソメガネェ…居るならこいつのピンポン連打止めろや…!!」
コ「お邪魔しまーす!」
赤「…」
千「華麗すぎる無視と無遠慮。」
人様の家に勝手に上がるこいつら何なの!?つか何で家知ってんの!!
私の話は耳に入っていないのか二人はズカズカとうちにあがる。
__
____
赤「女っ気はあまりないな。」
コ「シンプルだね〜。あ、オレンジジュース入ってる。」
千「入ったとこ悪いけど今すぐ出てってくんないかな??ジロジロ見回すのも冷蔵庫漁るのやめろ、人としてどうなの!?」
公務員と探偵なんてやめちまえ。
身だしなみを整えて服を着替えたところで自室から出る。
コ「千紗さん〜僕お腹すいた〜…」
千「ベランダから放り投げてやろうかクソメガネ。」
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pino(プロフ) - カノさまさん» 好評価&コメントありがとうございます!もっと面白さを増せるよう頑張ります! (2019年8月31日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
カノさま - 面白い作品ですなぁ… (2019年8月31日 21時) (レス) id: a6daf906d1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ののいろ系女子さん» ファン…!?好評価とコメントありがとうございます!楽しんで頂けて何よりです!(*^^*) (2019年7月13日 14時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 凄くおもしろかったです!もうファンです!至急好評価してきます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ミキさん» 好評ありがとうございます(TT)、これからももっと面白く出来るように努力します! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pino | 作成日時:2019年2月20日 0時