【名探偵コナン】お前ら…私を巻き込むんじゃねェェェ！！！part3

108.まさかまさかのそのまさか ページ13

千「お。セールやってるじゃん。」


私はデパートへやって来ていた。服を新調しようと思って来た！いつもシンプルな服装をしてるからかJk組からもっとオシャレしようと言われるがそんなめんどくさいことはしない。

服を見ては戻して買って…としていた。何か平和だな〜〜、と思ってたのが駄目だったのかな。

ドンッと誰かにぶつかった。


千「あ、すんませ…」

？「ああ…すまない。」


うわ、ガタイいいなこの人…
パッと見上げると翡翠色の目に整った顔立ち、そして何より……そのニット帽。
まさか……


千「ガ〇ダムかよ。」

？「…大丈夫か。」


アッ、赤井秀一ィィィィ！！！(降谷さん風)

え、何で普通にデパート歩いてんの？危機感の欠片もないんだけど…？
てか一緒に居たくねぇぇ…！こんなのと一緒にいたら頭、拳銃でパーンされるよ。ッパーンされるから。


千「あっ、アー、全然…全然大丈夫です。すいませんでしたねそれじゃさよな」

？「待て。」


ニット帽が腕を掴んできた。

腕ぇ！腕離してぇぇ！
ギリギリギリ……私の前へ進む力とFBIの掴む力が対抗する。


千「あの放し…放してくださりません？」

？「待て。」


わしゃ犬か！？
いだだだだ、ちょ、おま。ニット帽剥ぎ取るぞゴラァ！！


？「ちょっと着いてこい。」


そのままグイグイと引っ張られる私。
ねぇこれ、はたから見たらただの不審者だよね？不審者がか弱い女の子(？)連れてこうとしてるんだよ、誰か止めろ！！


千「いやたんまたんま、ちょ…強ッ…力強…」

？「…頼む、少しだけ一緒に歩いてくれ。」


おいこら顔面偏差値、公安に突きだすぞ。

そして一緒に歩きだす。いやいやこれは正体知ってるからこそ出来るんだよ？私だからこそだよ。みんなは絶対やっちゃ駄目、それがどれだけイケメンでもね。


千「貴方誰ですか。」

？「……諸星、大だ。」


まさかの大く〜〜ん……
無愛想ちゃんの姉妹に使ってた名前出してくんなよ。
しかもそんな言いにくそうにしないでくれるかな。


千「何が目的なんですか？もしかして新手のナンパ…」

諸「違う。」


即答された泣く。

チラ…と後ろを見ると明らかに不審者です〜っていう人影が私達をつけている。いや主に隣のこいつにね？もう一緒にいたくないんだけど…面倒事の臭いだよ。それしかしない。

そのままデパートを出て、マスクをつけた。いや…それで変装できてると思ってるの？
デパートを出ると普通に街中の道へ出る。

109.無気力パーンチ→←107.取り柄といえば顔と呼び名だけじゃん。

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